【第3回】RPGツクールMZでスマホゲームを作る!!(データベースの設定)
どうも、椿田です。
私事ですが、App storeとGoogle Playにて新作のスマホゲームをリーリスしました♪
無料でプレイできますので、よろしければ遊んでみてください♪
さて、今回もRPGツクールMZからスマホゲームをつくるために工夫したことについて書かせていただきます。
第3回目は、
スマホゲーム化するにあたって設定したデータベースの内容です♪
1.画面サイズの設定
PCゲームとスマホゲームの大きな違いの一つが画面サイズだと思います。
PCゲームの画面は横長(アスペクト比が横:縦が16:9)のものが多いですが、スマホの場合は縦持ちにした場合はもちろん縦長になりますし、アスペクト比も16:9のものもあれば、18:9や21:9のものもあるようです。
今回制作したゲームは、縦持ちを前提にしたため、スマホ用に画面サイズを変更する必要がありました。
画面サイズは、
RPGツクールMZの「ツール」→「データベース」→「システム2」の「高度な設定」内の「画面の幅」と「画面の高さ」で変更することができます。
このとき、変更した値に合わせて「UIエリアの幅」と「UIエリアの高さ」も変更することを忘れないようにしましょう。
※これをしないと、メニュー画面などのUIが画面からはみ出たりします。
今回制作したゲームの設定値は以下の通りです。
画面の幅:624
画面の高さ:816
UIエリアの幅:624
UIエリアの高さ:816
この設定値は、デフォルトの幅と高さのサイズを入れ替えたものになります。高さはもう少し高くしてもよかったかもしれませんが、画面を大きくしすぎると解像度が上がり、処理が重くなる原因にもなります。
ですので、適度な大きさがよいと思います。
もし、制作しているゲームでピクチャの表示などを行っている場合は、ピクチャのサイズを画面のサイズに合わせて、作り直してあげる必要があります(結構めんどくさかったですが、頑張りました笑)
2.フォントサイズの設定
スマホを縦持ち前提で制作する場合、どうしてもメッセージウィンドウの幅が狭くなり、打てる文字数が減ってしまいます。
そこで、フォントサイズを以下のように変更しました。
フォントサイズは、RPGツクールMZの「ツール」→「データベース」→「システム2」の「高度な設定」内の「フォントサイズ」で変更可能です。
デフォルトのフォントサイズ:26
変更後のフォントサイズ:20
スマホの画面はPC画面と比較して小さめですので、文字サイズを多少小さくしても違和感がありませんでした。
むしろ、狭いメッセージウィンドウに大きな文字が打ち込まれているほうが不自然でしたので、いろいろ試してこの値に落ち着きました♪
3.まとめ
スマホ用にデータベースを変更したものは以上になります。
これくらいの変更点で済んだのはよかったですが、今回の制作過程では、
PC版の制作→スマホ用に創りかえる
という手順をとったので、スマホ用に創りかえる過程で画面がはみ出ている箇所がたくさんあったり、文字がはみ出ている箇所がたくさんあったりなど、作業量は結構ありました♪
もし、スマホ用だけしか作らないのであれば、このあたりの設定を最初にやった上で制作するのがいいかもしれません。