2024問題、荷物の受け取り方
2024問題とは?
2024問題とは、簡単に説明すると、トラックに乗っている人が今までのように長時間運転をすることが出来なくなります。
年間の労働時間外の上限が960時間と制限されてしまいます。
それって、消費者の私たちに関係あるの?と、思うかもしれませんが、今までのように当たり前が通用しなくなります。
トラックは毎日、私たちが知らない間に荷物を荷主さんから受け取って、目的地の受け入れセンターに運んでくれます。そして、またその近くの荷主さんから荷物を受けっとって戻るという事を繰り返している。そうやって運んで貰っていたから、私たちは、翌日に荷物が受け取れていました。中には、一か月休みなくトラックに乗っていたドライバーさんもいたかもしれません。
私たち生活への影響
トラックが今までのようにように、運んでくれないと私たちの生活はどうなるのでしょうか。
①注文した商品が翌日に届かなくなります。
今までは、すぐに使いたい商品でもネットで注文すれば翌日に届いてとても便利なものでした。それが、翌日には届かなくなるだろうといわれています。
新鮮な野菜、生ものなども翌日に届かないので送る時には注意が必要になります。
②再配達が有料になる可能性があります。
不在でも不在票がポストに入っていて、ドライバーさんに直接電話したり、ネットで再配達の依頼をすればその時間に届けてもらえました。それには、2024年4月以降は、お金がかかる可能性があります。
③送料の値上げ
多分、多くの人は、送料無料の商品を狙って検索したりしているとおもいます。それが、送料を、商品代金以外に払う事になる可能性があります。
私たちがやるべき事
私たちが出来ることは、何があるでしょう。
最近、ニュースなどで置く配にポイントが付くなどといわれています。
宅配ボックスには、設置するしっかりしたものや布製の手軽で簡単なものもあります。宅配ボックス設置には、補助金が出る可能性もあります。それを調べて対象になるものを設置することもいいかもしれません。
アパートなどにもついていますが、近頃ロックがかあって使えないものがあります。そのような場合は、不動産会社に連絡して開けて使えるようにすることをお勧めします。
そもそも、ボックスを用意するのも面倒な人もいるでしょう。そんな人には、倉庫に入れてもらうとか、車庫にスペースを作っておくのもいいかもしれません。
宅配ボックスのほかにも、Amazonや、メルカリなど置き配指定が、できるものも増えています。後でやろうと思っていても、忘れてしまう可能性もあるので注文する時に指定する方がいいと思います。
他にも、ドアの前において構わない人もいるかと思います。最近ダイソーなどにいくとドアのノブにかけられる”ドアの前に置いてください”などと書かれているものがあります。そのようなものをかけておくと、配達員の人は、ドアの前に置いて行ってくれます。後は、届けてくれる配達員に相談すると
いいアドバイスをしてくれるかもしれません。
少しでも快適にするために
荷物は、私たちの日常の身近にあるものです。
ほんの少しの工夫で快適さは保てると思います。ネットで、商品を見る前に少しだけ受け取る時のことを想像してみませんか?
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