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宅配ドライバー

 私は、軽貨物で宅配ドライバーをやっています。
 宅配の仕事の収入は、お客様に荷物を届けて、サインをもらったら1個○○円もらえる仕事です。よく、不在票は入っていたけど、ピンポンされなかったと怒って連絡をしてくる人がいます。でも、ピンポンしてお客様に渡せなかったら、お金にならないので、多分それはあり得ないのです。

  あまり、宅配ドライバーの記事は読んだことがないので、ドライバーって実際どうなの?という所に触れてみたいと思います。まず必要なのは、体力です。1日に100件以上の配達をするので、車を運転して、お客様の所に行って荷物を渡して、また運転して…をひたすら100回繰り返します。中には、30キロのお米があったり、3階まで飲料のケースを運んだりします。
  Amazonなどの商品はドア前に置き配指定ができるので、指定してくださっているお客様は、ドライバーからしたら神様です。そうはいっても、置配指定が出来ない事情の方も多くいらっしゃると思うので、ドア前指定して欲しいというわけではありません。
また、熱中症警報、外での運動は控えてなどとスマホに通知が来ている中でも、配達しなければならない。車に乗れば涼しいでしょ?と思うかも知れませんが、車に乗ってもすぐ次のお宅に着くので、冷える前に降りるのであまり意味はないのです。

  では、何故そんな大変な仕事するのかといえば、まず、1日ほぼ一人なので気が楽です。嫌いな上司もいないし、雑務もほとんどありません。ただ、ひたすら同じ事を繰り返せば1日が終わります。そして、お客様がありがとうと、仕事をこなしているだけなのに、言ってくださる。これだけで、次の配達も頑張ろうとなれます。中には、荷物が届いて当たり前というお客様もいますが…。
「待ってた!」「あばあちゃんからだ!」「誕生日プレゼントきた!」そんなお客様の笑顔を、荷物を出した人の代わりに見れるのも好きです。だから、どんな荷物でも大切に笑顔を楽しみに届けようと思ってます。

  今日も、誰かの為に沢山の宅配ドライバーが車を走らせてます。一人でも多くのお客様の希望に応えられるように配達してます。私も、その一人として頑張って配達しようと思います。



#私の仕事


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