ラクダ

政治活動にまつわる事柄に興味があるアカウント。 noteでは、主に政治や選挙とデータのことを書く・・・? 最近は国民民主党に興味あり。

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政治活動にまつわる事柄に興味があるアカウント。 noteでは、主に政治や選挙とデータのことを書く・・・? 最近は国民民主党に興味あり。

最近の記事

Casting your vote does not give you the right to say whatever you want. Tomorrow is another day. 20241111

    • 1票の価値と票割れ…選挙区調整って大事ですね

      はじめに選挙ドットコムを読んでいるとこんな面白い記事を見つけました。 第50回衆議院議員総選挙の小選挙区289議席では、当選した人と落選した人が獲得した票の差がわずか100票の選挙区もあったとのことです。まさに激戦区ですね。1万票差以内で当落が決まった小選挙区は60選挙区で、全体の約2割を占めるそうです。 今回はその中でも1番の激戦区、和歌山1区で何が起こっていたのか、見ていきます。 大接戦の和歌山1区1番の激戦区、和歌山1区では、自民党新人の山本大地さん(70,869

      • 若者の投票率ってどれくらい上がるといいんだろう・・・

        はじめに第50回衆議院選挙も終わりましたね。選挙後数週間が経過しましたが、今までにはない珍しい政治状況になってますね。国民民主党のおかげで、SNSもマスメディアも政策、政策、政策についての議論が盛んに行われていて、かつてない状況になっていますね。 自民党の不記載問題(通称、裏金疑惑問題)はなかったのかと感じるくらいです。いち国民としては、起こってしまった不記載問題は適切に処していただき、政治、経済を前に進めてほしいと思っていたので、政策議論が盛んなのは良いですね。 さて、

        • アメリカ大統領選の予測モデル

          はじめに前回のnoteに引き続き、今回もアメリカ大統領選の話です。前回は世論調査から選挙の結果がある程度知ることができそうなのか、世論調査に変わる賭博サイトのベット状況のチャートなどを紹介しました。 その中で一部、予測モデルの話もしておりましたが、今回は予測モデルをメインに扱いたいと思います。予測モデルの作成も盛んに行われているので、調べると沢山でてくるのですが、ここではイェール大学の経済学者Ray C. Fair教授の予測モデルを扱います。 Fair教授のモデルを選んだ

          自己紹介 | はじめてのnote

          はじめまして、ラクダ🐫と申します。 noteをはじめたら、自己紹介を書くのが一般的らしく、いまさらながら自己紹介を書いてみようと思います。 どんなことを書くの?「理論やデーラ分析」の観点から、主には「政治」「政策」「投票行動」における「人の振る舞い」について、面白そうなトピックを選んでnoteに書こうと思っています。私の「政治」に対する熱い熱い感想を書き連ねることはしません。 「政治」「政策」「投票行動」に興味を持ったのは、学生の頃に計量政治学や統計学を学んだことがキッカ

          自己紹介 | はじめてのnote

          世論調査の限界?トランプ氏の当選は数週間前から予想できたとか、できないとか・・・

          はじめに日本では衆議院議員選挙が終わったばかりではありますが、アメリカ大統領選2024も盛り上がってましたね。2024年11月7日に開票があり、共和党のトランプ前大統領が民主党のハリス氏に勝利し、再びアメリカ大統領と返り咲きましたね。トランプ氏が301人、ハリス氏が226人の選挙人を獲得した結果となりました(現時点2024年11月8日の数字)。 私が観測していた範囲にとどまりますが、日本ではニュースの見出しでは「大接戦、激戦」などの見出しが踊っておりましたが、結果を見ると「

          世論調査の限界?トランプ氏の当選は数週間前から予想できたとか、できないとか・・・

          ポエム

          最近めっちゃ国民民主党がテレビに出ていて、玉木さんを見ない日はないくらい、めっちゃ出てますね。

          政党の類似性?基本政策が一致しないことにはね・・・。

          はじめに第50回衆議院議員選挙が終わり、もうすぐ2週間ですね。この間、テレビを中心とするマスメディアでは「やれ、政権交代だ!やれ、野党連立だ!やれ、部分連合だ!」という類の見出しが連日踊ってますね。同時に、国民民主党含め野党の党首に「首班氏名では野田佳彦と書きます!」と言わせたいのか、チグハグな会見問答が繰り返されていますね。そもそも各政党の基本政策が一致してないのに、政権交代のためだけに、野党で連立してどうするのでしょうか。政権交代の先には何があるのでしょうか。 書き出しが

          政党の類似性?基本政策が一致しないことにはね・・・。

          最近、国民民主党を見ない日はないですね。衆院選の直後後は「維新もキャスティングボート」を握ったという話もあったように記憶してますが、いつの間にか国民民主一辺倒という感じですね。「国民」と玉木さん「玉」を見る機会があまりにも増えたので、フィクションを作ってしまいました。

          最近、国民民主党を見ない日はないですね。衆院選の直後後は「維新もキャスティングボート」を握ったという話もあったように記憶してますが、いつの間にか国民民主一辺倒という感じですね。「国民」と玉木さん「玉」を見る機会があまりにも増えたので、フィクションを作ってしまいました。

          投票しないパラドックス

          はじめに大阪大学の松林先生の著書「何が投票率を高めるのか」をもとに、昨今の政治状況を参考事例として扱いながら、「投票行動」についての理解を深めていきたと思います。 この本では、期日前投票、天気、選挙啓発活動、議員定数の不均衡、新党の登場、女性議員の参加など、投票に関わるよう要因について、それらの要因がどのように投票率に影響を与えているのかを様々なデータを通じて実証的に検証し、結果をわかりやすくまとめている書籍です。 最近の研究成果を小難しく説明するわけでもなく、難しい数式

          投票しないパラドックス

          「決め方」の科学-ボルダルール-

          はじめに慶應義塾大学の坂井豊貴先生の著書をもとに、昨今の政治状況を参考事例として扱いながら、「決定の方法」についての理解を深めていきたと思います。 この本では、決め方を経済学的に学ぶことができる本であり、難しい数式も登場することもない。多数決は本当に良い意思決定と呼べるのだろうか。このような疑問にも、様々な事例や角度から答えてくれます。このような疑問を一度でも持ったことがある方には、ぜひ一読を勧めたい、そんな一冊です。 本Noteの内容について、誤りがある場合、書籍に誤り

          「決め方」の科学-ボルダルール-

          論文メモ:THE EFFECT OF PATIENT COST SHARING ON UTILIZATION, HEALTH, AND RISK PROTECTION

          論文情報下記よりダウンロードできる。 概要RDDを活用して分析した結果、外来を訪れた患者数を65歳から75歳まで月齢別にプロットすると、69歳11か月から70歳になるところで急激に患者数が増えていることがわかった。入院も同様であり、70歳を境に入院者数が増加。一方で、死亡率や健康状態といった健康指標で比較すると、70歳前後で明確な改善は見られず、窓口負担による患者の健康状態への影響を示す証拠は見つからなかった。

          論文メモ:THE EFFECT OF PATIENT COST SHARING ON UTILIZATION, HEALTH, AND RISK PROTECTION

          「決め方」の科学-オストロゴルスキーのパラドックス-

          はじめに慶應義塾大学の坂井豊貴先生の著書をもとに、昨今の政治状況を参考事例として扱いながら、「決定の方法」についての理解を深めていきたと思います。 この本では、決め方を経済学的に学ぶことができる本であり、難しい数式も登場することもない。多数決は本当に良い意思決定と呼べるのだろうか。このような疑問にも、様々な事例や角度から答えてくれます。このような疑問を一度でも持ったことがある方には、ぜひ一読を勧めたい、そんな一冊です。 本Noteの内容について、誤りがある場合、書籍に誤り

          「決め方」の科学-オストロゴルスキーのパラドックス-