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【ONE PIECEバウンティラッシュ】メダル編成の考え方

作成日:2024/10/12
更新日:2024/10/12

最強ではなく最適のメダルを作るには 

 今回はキャラクターに装備できるメダルアイテムについてです。メダルはキャラに装備することでステータスアップ等の強化が可能のため、どのような編成をするかは極めて重要な戦略になります。

 YouTube等ではよく「最強メダルセット」と称して様々な編成例が紹介されており、それも決して間違ってはいないのですが、本記事ではその一つ前の段階として、「各キャラに最適なメダル編成を考える」際に重要なポイントを整理したいと思います。

 というのもバウンティラッシュのキャラ性能は千差万別なので、単純に「これさえ編成すれば万事問題なし」なメダル編成は存在しないからです。

 また、メダルは主に、①所持するキャラをバトルかサポートで使用して素材を入手するか、②期間限定のイベントミッションで配布される素材を入手することで作成できます(ごくまれに一緒に試合をした味方の所持するキャラの素材も手に入ります)。

 つまりユーザーのキャラ所持状況やプレイ開始期間によって作成できるメダル編成は限定されるため、他人が紹介する「最強メダル」を単純に当てはめるよりは、現在の自分に見合った最適メダルを見出すことが大切になります。

装備するキャラの特徴を理解する

 まずは装備するバトルキャラの特徴を理解する事が大切です。私が最近愛用するハロウィンウタを例に考えてみましょう。

キャラ特性を読み込もう

 ウタは黒属性のGTです。自分が旗を奪取するとDFに変化でき、自分で奪取した旗を守りやすい点に特徴があります。反面、自分に付与される防御シールドやスキル1によるシールド(かぼちゃ)が破られた際に、KO等の妨害を受けやすい弱点があります。

 そのため、方向性としては①強みである奪取性能を更に伸ばすか、②弱みである耐久面を補強するかの二つに分かれると思います。

固有特性とタグからメダルを厳選する

 メダルを構成する要素は三つあります。①固有特性、②タグ、③追加特性です。③はメダルを強化することで追加される特性です。まずは①、②が上記の方向性に合致したメダルを探します(ここでは奪取性能を伸ばす編成を考えます)。

固有特性、タグ、追加特性から構成

 ホーム画面の「キャラ/強化」→「メダル」→「生成」の順に進み、右上の「種類順▼」ボタンを押せば検索できます。最初は「並び替え」が選択された状態なので、「絞り込み」を選びましょう。

発動しやすい条件の固有特性を選ぶ

 ひとまず特性のうち「奪取速度」にチェックして検索します。すると奪取速度を増加できる特性を持つメダルが出てきます。自分が素材未所持のため作成不可のメダルも含めて表示できます。

 奪取速度以外の特性にも言えますが、無条件で(つまりメダルを装備しただけで)特性が付与されることは基本ありません。必ず、「体力が70%以上のとき、奪取速度が8%増加する」というようにキャラの状態等に応じた条件付きの特性となっています。

 ここでは「特性を発動しやすい条件」である固有特性のメダルを選びましょう。

 例として、ジョニーメダルは「体力が30%以下のとき」奪取速度が増加しますが、30%以下はほぼ瀕死の状態であり、特に瀕死状態のウタはすぐ敵のATに倒されてしまいます。つまり、発動条件が厳しいメダルのため除外します。

発動条件がかなり厳しい

 逆に鳳凰印メダルは「敵チームのお宝エリア内で、お宝ゲージが50%以上のとき」奪取速度が増加します。近年(4周年以降)のバウンティラッシュでは、基本的にお宝ゲージは敵味方のDFが150%の超過状態にしようとします。そのため、自分が奪おうとする旗は50%以上(150%)の場合が大半であり、発動しやすい条件といえます。

超過環境が続く限り有効なメダルとなる

タグが多く一致する組み合わせを調べる

 固有特性が発動しやすいメダルを一つ選んだら、次はそのメダルとタグが一致しやすい他のメダルを探しましょう。これはゲーム画面よりは下記のたかブログさん作成のメダルシミュレータを利用することを激しく推奨します。圧倒的に調べやすいです。

 先程選んだ鳳凰印メダルのタグのうち、とりあえず伸ばしたい奪取速度が増加できる「船医」タグに絞り検索しましょう。基本的にはチョッパーやマルコのメダルが多く出てきます。

 これらのメダルのうち、タグが一つでも多く一致しており、かつ、奪取性能を伸ばす固有特性を持つメダルを探しましょう。ホールケーキアイランドのチョッパーや、ベビジジーチョッパーメダルが目につきます。いずれもイベントメダルですが、未所持の場合はチョパえもんメダル等で代用可能です。

 仮に鳳凰印、ホールケーキ、ベビジジーの三つを装備できれば以下の効果が発動します。奪取速度が最大40%(上限値)増加するためウタの長所をこの上なく伸ばしてくれる編成です。

 ウタの強みとしてはもう一つスキル1のかぼちゃシールドがありますので、このスキル1のクールタイムを短縮してくれるチョパえもんメダルと入れ替える編成例もありです。

(過去のイベントメダルを2枚も採用したので新規の方は難しい例と思います。一番最後に代用例の考え方もご紹介しております。)

追加特性はステータスを増加しよう

 固有特性とタグを設定できたなら、次に追加特性の強化です。追加特性はメダル強化時に抽選で選ばれますが、攻撃力、防御力、体力のステータス増加系以外は原則必要ありません。

 他にはクリティカル発生率を増加させるものや特定の状態異常付与時間を短縮するものがあります。

 前者はクリティカルを強みに持つバトルキャラが極端に少ないことに加えて、概してそのようなキャラはメダルに頼らずとも発生率を上昇させる特性を最初から持っているためメリットが少ないです。

クリティカル優秀キャラは
メダルに頼らずとも発生率を伸ばしやすい

 後者は特定の状態異常を付与するキャラが環境に多い場合、その耐性を持たないキャラに弱点補完の意味で付与することもありますが、これに割きすぎると肝心のステータス強化があまりできなくなります。

 ステータス増加は%増加と実数値増加の二種類があります。%増加はキャラの元々のステータスのうち何%分のステータスが追加されますし、実数値はキャラのステータスは関係なく既定の数値分ステータスが増加します。

 %増加の上限は攻撃、防御、体力それぞれ70%までです。実数値増加の上限は攻撃、防御なら300、体力なら1200までです。

各メダルの「上限」ボタンから閲覧可能

 全てのステータスを最大まで強化することはできないので、ある程度ステータスの伸ばし方を考える必要があります。これを「ステ振り」(ステータスを振り分ける)とも呼びます。

 ステ振りのパターンは最初の「キャラの特徴を理解する」に立ち返ればOKです。つまり強みを伸ばすか弱みを補強するかです。

 ステータス別にみていきましょう。

①体力
 ウタは体力70%以上の場合、敵を無視してお宝を奪取でき、かつ、奪取後にDFに変化すれば敵を無視してお宝ゲージを150%まで回復できます。

 つまり体力が高いほどお宝を奪いやすく、守りやすくなります。また、スキル1のかぼちゃシールドは自分の最大体力の150%分の耐久値を持ち、自分の体力上限が多いほど壊されにくくなります。ここから、体力は伸ばした方がよいとわかります。

②攻撃
 ウタはキャラ特性の中で攻撃力やダメージ増加率を上昇させる類が一切ありません。

 なおかつ、スキルは二つとも割合ダメージを付与するものであるため攻撃力を増やしても敵に与えるダメージは変わりません。このため、攻撃力を伸ばす必要性や恩恵がほとんどないことがわかります。

③防御
 ウタは出撃時に自身の体力10%分の防御シールドを付与できます。この防御シールドは体力上昇によって上限値を伸ばすことも可能ですが、耐久値すなわちシールドの減りにくさが自身の防御力を反映しているため、防御力が高いほどシールドも壊されにくくなります。

 そのため防御力も体力同様、なるべく伸ばした方がよいことがわかります。

 以上からウタは体力、防御に特化したステ振りが最適といえます。

 ステ振りは基本的に三つのうちどれか二つを上限まで(可能な限り)伸ばす方法が採用されます。

 ステータスを増加させる追加特性はメダル自体から抽選できますが、ねらった特性を選べる確率はかなり低いため、「継承専用メダル」という既定の追加特性を100%付与できるアイテムをガシャのおまけ等で獲得して使用するパターンが一般的です。

 継承メダルはレア度が高いため、使用するメダルはなるべくどんなキャラにも使えるような汎用性の高い固有特性・タグを持つメダルを選ぶことが重要となります。

 最初に述べた「最強メダルセット」という発想が蔓延しやすい原因の一つには、この継承メダルアイテム自体の希少性があります。どうせならあらゆるキャラに最適な、すなわち「最強の」セットにだけ使う方がコスパがよいと感じてしまいますからね。

メダル編成例

 以上をまとめると、こうなります。

 ① キャラの特徴を理解する(強みを伸ばすか弱みを補強するか)

 ② ①に合った、発動条件の易しい固有特性を持つメダルを選ぶ

 ③ ②のメダルとタグが多く一致して①も伸ばせるメダルを選ぶ

 ④ ①からどのステータスを伸ばすか考えて強化する

 私はウタに鳳凰印、ベビジジー、チョパえもんのメダル編成をしています。奪取速度&スキル1特化の組み合わせです。ステータスも強化できている自分の手持ちメダルでは現状最適の編成と考えました。

 例えば、ベビジジーのような未復刻のイベントメダル未所持のユーザーなら、別の編成例として以下の大波白糸(ビローホワイト)、メス、キッド&ローの組み合わせも考えられます。

 特に前者二つは通称ドフィロー(ドフィとはドフラミンゴの愛称)セットと呼ばれ、奪取速度増加を伸ばしたい編成例として昔からよく見られる組み合わせです。

 とはいえ上記の編成例でもなかなか入手しにくいキャラがいますので、最も初心者向けの例としては下記のウソップメダル中心の編成例が考えられます(ゴッドウソップはフェス限ですが100レベル未満なら三枚目は装備できないのであまり気にする必要はないはずです)。

 ただし初心者(SSリーグ昇格まで)のうちは固有特性にこだわり過ぎず、単純にタグが豊富で一致度も高く入手しやすいルフィ系のメダルを適当に組み合わせた方が戦いやすくなることも多いです。

ルフィ系メダルは作りやすい割に強い

 序盤のうちはあまりメダルの最適解にこだわらず色んな編成例を試してみましょう。

 メダル編成の考え方については、下記記事も参照してみてください。


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