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【ONE PIECEバウンティラッシュ】リーグバトルのミスマッチについて

 皆さんご存知の通り(?)、仲間と一緒にリーグに出撃できるようになってから、異なるランク帯(例えば、SSリーグとBリーグ)のユーザーがマッチして試合で戦うことになる現象が頻発しています。当初、運営も不具合が起きている事を認めましたが、最近、改善されたとアナウンスを流したきり、今に至るまで何も続報は出ていません。しかし、いまだに異なるランク帯同士の対戦は起きている模様です。

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 運営の見解によると、仲間と出撃機能が追加される以前にも、マッチング状況によっては異なるランク帯の対戦は起きる仕様だったようです。私は経験した事がありませんが、ではなぜ、仲間と出撃できるようになってから、頻発するようになったのかについての説明が多少はあってもよいのではないかと感じます。

 恐らく先日の修正は、文字通り「大きく異なる」ランク帯のマッチングが起きる不具合を修正しましたという意味であり、それこそ運営が例に挙げたようなSSとBほど極端なずれは今後起こらないが、SSとS+のような多少のずれは引き続き起きる可能性がありますよ、という言外のニュアンスが読み取れます。ただ、その小さなミスマッチについては今後も改善を続けていきますとも釈明しているように思います。少なくとも連続した不具合案件としてはここで一旦打ち止めにしたかったのでしょう。

 不具合の原因を素直に考えたら、仲間と出撃の機能が導入される際の説明にあったように、仲間と出撃するユーザーは同じく仲間と出撃したユーザーとマッチングしやすくなるよう調整したため、いわゆる野良(一人)でリーグに出撃したユーザーと引き合わせられる同ランク帯の実在プレイヤーが足りなくなり、その結果、違うランク帯から実在プレイヤーを引っ張ってきているためだと推察できます。

 仲間と出撃機能が追加される以前にもそうなる可能性はあったのでしょうが、それはあくまでも理論上の話であり、実際にはまず起こらない現象だったのでしょうね。それだけアクティブユーザーが多いゲームだとも言えます。

 運営のお知らせは悪い言い方をすれば玉虫色の説明であり、今回の修正で小さなミスマッチを含め全て改善されると思い込んだユーザーからは納得できない声が出ています。組織運営の問題として、何ヶ月も同じ不具合案件が続行している状態を認めることは「放置」あるいは「怠慢」としてユーザーだけではなく上席者からの低評価を招きかねません。だからあえて「大きな」ミスマッチと「小さな」ミスマッチという区分を持ってきて、前者は取り敢えず解決した形にしたのかな、という印象です。

 ただ、小さなミスマッチが続くことによる弊害は当然あります。それは新規ユーザーの離脱リスクが高まることです。異なるランク帯の対戦が起きたら不利になるのは低いランク帯のユーザーです。こうしたユーザーは当たり前ですが始めたばかりの方が多いことでしょう。頑張ってリセマラして新しい超フェスを手に入れ、さあ今から遊ぶぞと意気込んでいる段階で、育成完成度もプレイヤースキルも段違いに高い熟練ユーザーとマッチングしまくれば、意気消沈するのではないでしょうか。

 別にゲームに限らず、困難にぶつかるからこそ向上心は湧き立つものですが、流石に高すぎる壁を突き付けられてしまっては向上心よりも無力感が勝るように思えます。特に新規ユーザーは一緒に出撃できるフレンドが古参より確実に少ないか、全くいない状態から出発します。その点で、新規勢ほど不利になる不具合であるといえます。

 ユーザー目線で自力救済案を練るなら、今後は「単独で『仲間と出撃』機能を使い、見知らぬユーザーと一緒にリーグを戦う」のがミスマッチを避ける方法になるのかもしれません。なんだか本末転倒であるように感じますが。ただ、運営目線で考えても、リーグは「仲間と出撃する」モードを使うのが当たり前の仕様にすればよいかもしれませんね。要するに今のチャレンジバトル(タッグバトル)と変わりません。そうすれば同ランク帯のユーザーが同じ枠内でマッチするようになるはずですが…。

 現在のように「仲間と出撃」の枠と野良の枠で同ランク帯ユーザーが分裂される限り、このミスマッチは完全には直らないでしょう。この機能はユーザーの反応を見ながら改善を重ねていきたいという風に生放送で運営は発言していました。ここはバウンティ運営の腕に期待したいところです。

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