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【ONE PIECEバウンティラッシュ】クザン登場後のバトル環境について

 6周年の2体目超フェスであるクザン登場後の環境キャラランキングを作成しました。

 同じランク帯のキャラの間に差はありません。

 ランク帯の目安としては下記の基準を設けています。

 SS:自チームに必ず1体は必要
 S:自チームにいると助かる事が多い
 S-:自チームにいると助かる事もあるが、味方のフォローがないと勝利は難しい

 S-よりも下には大多数の過去キャラ、特に比較的最近になって登場したり上方修正されたフェス限や超フェスが並ぶものとご理解ください(例:青カイドウ、ヤマト、緑ロジャー、ジャブラなど)。

 こうしたキャラは流行りではないものの、状況によっては上位キャラにも対抗して試合に貢献できる可能性は十分にあります。

最上位の3体で完結する

 極端な言い方をすれば、現在はクザン、ガープ、ブルーノさえ揃えば勝てるバトル環境です。

環境の軸はスネークからクザンへ

 クザンにスネーク並みの機動力はありませんが、1旗を守る力はスネークをしのぐものがあり、なおかつヒエヒエお宝エリアの設置により複数の自陣を持続的に回復・防衛できる強みがあります。

 全ての自陣にシールドを張るスキルは白ひげを彷彿とさせますが、白ひげ没落以降、このような妨害手段を持つ環境DFは思い返せば登場しませんでした。

 いわばクザンはふっとばし攻撃も有する白ひげの上位互換として、スネークの機動力に代わり環境の軸を作る事に成功しました。

 わかりやすく言えば、従来は

 ①試合開始後に中央のC旗を自チームが取る

 ②スネークが即座にC旗へ移動して敵を迎えうつ

 という試合展開が王道の勝ち筋でしたが、②の箇所がクザンによるヒエヒエお宝エリア展開に変わったイメージです。

安定して全ての自陣を防衛できる

 なぜスネークに代わり軸になりえたかについてはいくつかのポイントがあります。

 もちろんC旗へ直行する事だけ考えればスネークに分がありますが、現在は出張ったところでスネークを倒せたり抜き返せたりするキャラが数多くいます。

 特に現在はC旗を取った直後に敵ガープの反撃が始まるため、この激戦区に出向く事自体がDFにとってはリスクしかありません。

 対してクザンはC旗にヒエヒエお宝エリアを張り味方のC旗争いを間接的に援護しつつ、全ての自陣を回復する事に専念できるため、C旗に直行できない事が逆に有利に働いているとさえ言えます。

 また、仮に敵方が初期旗に突っ込んできたとしてもヒエヒエのシールド展開で耐久でき、たとえ奪われてもATとなり敵を返り討ちにする事が可能です。

 C旗へ直行するスネークは初期旗がガラ空きになるという弱点もあります。

 総合的に見るとスネークよりもクザンの方が自陣の基盤固めに貢献しやすい性能をしています。

味方のATとGTはもちろん必要

 上述の通り、C旗を取られた場合に取り返したり逆に取ったC旗を守り切る要因としてATのガープが必要不可欠の援軍になっています。

 クザンは自陣のゲージを貯める仕事がありますから、やはりこの点でガープにも活躍の余地は大きく残っている環境です。

 そして最初のC旗争いにおいて抜群の機動力を誇る敵無視奪取GTたちも勝利の鍵を握るポジションにいます。

敵無視GTたちの役割分担?

 C旗争いだけで言えば、ウタとロジャーの方がブルーノよりも敵無視奪取を発動しやすく、なおかつウタは二重のシールド、ロジャーは無敵スキルで取り終わりに多少耐久できるため、S-のGT2体の需要はむしろ高くなっています。

 ただし2体が単独で敵陣を奪取する事は非常に困難であるため、この位置に落ち着きました。

 ブルーノは試合終盤に抜き切る逆転要員としての価値が高いため、自チームに必須級のメンバーとして評価できます。

タイマン特化型GTたちの再評価

 敵無視奪取は持たないがタイマン性能に特化したルッチとシャンクスの評価は上がりました。

 理由としては、クザンが爪痕と回復不能に耐性を持たないためタイマンにおいてキルできる可能性が他のキャラよりは高めである事と、たとえキルできないとしても状態異常の付与により間接的に味方を助ける事が可能である点があります。

 ただしクザンのシールド展開や驚異的な回復性能などによって一方的にキルできる事はほとんどないため、必須級とまでは言えないポジションになります。

先細りする環境キャラたち

 アニバーサリーの時期は環境が丸ごと入れ替わるタイミングのため、ある程度は仕方ありませんが、明らかにクザン登場によって既存キャラたちの活躍の幅は狭まりました。

 ガープ環境で活躍したヤマトは活躍困難となり、タイマン性能においてスネークより優秀なカイドウも、ほぼ変わらない耐久力(かつ幅広く自陣を回復・防衛できる)を持つクザン登場により需要を失いました。

 また、ガープ登場により緑ロジャーやジャブラもあまり必須とはいえないポジションに落ちました。

 GT狩り要員として登場したコビーもGTを容易に対処できるクザンによって役割を奪われました。

 6周年が今のところバランスの良い環境であると評価する意見も一理ありますが、限られた一部のキャラ同士の力関係が「良い」のであり、その限られた「人権」のあるキャラの頭数が減っただけという言い方もできます。

 願わくば次回の上方修正や新しい超フェスにより停滞感の蔓延しがちなDF環境が早期に崩れてほしいものです。

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