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【カンボジアグルメ情報】カンポットの鶏ご飯

胡椒の産地としても有名なカンポットの旧市街にある、華人の鶏ご飯のお店で、遅めの朝ご飯を食べています。鶏ガラで炊いたご飯が絶品です。

実はカンボジアにはアンコール王朝の時代から胡椒は存在したものの、特産品ではありませんでした。近世になってから、潮州や海南島出身の中国移民によってカンポットで胡椒農園の開発が始まったと言われています。

その子孫が経営するこのお店。昔からカンポットに来ると必ず食べに来る店ですが、看板にはクメール語だけで「海南鶏飯」と大きく記されています。店の中を見ると、明らかに華人であることがわかります。

カンボジアの鶏ご飯(バイモワン)には大きく2つの種類がありますが、海南系鶏ご飯のルーツはここカンポットにあるのかもしれません。

店の外観。プノンペンからカンポットを経由してシアヌークビルへ向かう街道に面し、市場から数十メートルの距離に立地

ちなみに、馴染客が事前にお願いしておくと、下の写真のように内臓も含めて、まるごと一羽で注文することができます。


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