【カンボジアニュース】プノンペン特殊詐欺摘発の続報(10月2日現在)
共同通信等の報道によると、カンボジアの首都プノンペンのアパートを拠点に特殊詐欺をしていたとみられる日本人25人が、11日の摘発で現地捜査当局に拘束されたとみられる事件で、日本の警察がカンボジアに捜査員を派遣していたことが27日、捜査関係者への取材で分かったそうです。現地当局が押収した資料などを分析し、日本での立件を視野に調べた模様です。
捜査関係者によると拘束されたグループは、日本国内で被害が確認された特殊詐欺事件に関与した疑いが持たれており、容疑が固まり次第、日本に身柄を移送して逮捕する方針です。
カンボジアの捜査当局関係者によりますと、摘発時に携帯電話を破壊するなど証拠隠滅が行われていたようです。拘束された容疑者は、「電話を壊し、文書を水に浸して処分するよう指示されていた」と話しているとのことです。過去の摘発の経験を受けて、摘発を逃れるための拠点の準備など、入念な対策がなされていた模様です。
12日朝に拠点から逃走した容疑者のうち、少なくとも3人が現在も逃走を続けています。テレビ朝日の報道によると、13日夕方にタイ国境ポイペトのカジノの監視カメラに3人が映っていました。捜査関係者は国内外で逃走を手助けした人物や組織がいるとみて、捜査を続けています。
これまでの経緯をまとめていた投稿は、以下ご参照下さい。
この事件については、カンボジア在住者の発信はほぼ皆無です。このようなニュースを好んで取り上げていた方々も今回は発信されていないようです。既に様々な形で反社の影響があることが窺えます。日本とカンボジアの当局のさらなる連携によって、今後も犯罪者の摘発が進み、在留邦人の生活環境が改善されることを期待しています。今後も日本やカンボジアにおける報道を注視し、こちらのブログでまとめて発信していきます。
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