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ペーパードライバーのアドバイスと学習
車に関しては、割と助手席を楽しむ事が多い人生だった。両親に、彼氏に、友人に、夫に、運転を任せてきた。
それに対して、仕事や人生に関しては、夫や家族の協力は得つつ、自分でハンドルを握った自負がある。
そして、30年たって、車に関しては、立派なゴールド免許保持者かつペーパードライバーになった。
しかし、娘が免許をとったあたりから、新たな葛藤がある。親心も含め2つの想いの行ったりきたりなのだ。
まず、
①私と同じようにペーパードライバーになってほしくないという思い
と、
②でも、危ない思いはしてほしくない
という思い
しかし、①を目指すなら、沢山の経験が必要だ。夫は帰省の度に、山道、高速、激混みの駐車場、雪、大雨、寝不足関係なく運転させる。私はと言えば、頭ではわかっているのに、②がどうしても頭から離れず、時々声が出てしまう。「気をつけて」「危ない」。
当然娘からは反発が。「運転出来ないママに言われたくない」「嫌な感じの言い方だった」
なぜ私は落ち込むのか。人材育成や組織作りにコンサルタントとして関わる私は、いつも言っている。「必要な事を教えたら、後は社員を信じて任せましょう」「信奉理論と使用理論を知っていますか?社員は、社長の言っている事じゃなくて、実際やっている事を見ています」
しかし、子育てにおいては、距離感の問題他において、あまりうまくいかない。場合によっては、嫌われ役になったとしても、これだけは言わなくてはと力む。しかし、今届く言葉でないと届かない。今回は謝った。そして、海に花火にずっと運転してくれた娘にありがとうの感謝を伝えた。空には虹が出ていた。
私は、社会保険労務士として、小学校や中学校でも授業をさせて頂く事がある。そこで話している事が3つあるので、紹介させていただく。
①今自分が好きなこと、得意なことを大切にしよう
②決まり、ルールを守ろう
③コミュニケーションの一歩目として、挨拶を大事にしよう。一番大事な挨拶はありがとう
未来を担う若者の可能性を心からサポートしたいと思う。その為には、伸び代と可能性に、アドバイスだけでなく、承認の栄養を届け続けたいと思う。
経営者も一緒なのかもしれない。つい言いすぎてしまう事。出来たら何が社員にとって承認となるのか、一緒に考えていきたい。