見出し画像

お盆に 足るを知る 



少しだけ家族のこと
 お盆前に帰省しました。夫の実家→私の実家。台風の進路をにらみながら、秋田から群馬への大移動。義父は正月に入院し、今は施設にいます。私の両親は、困難さを抱えながらも、大好きな庭仕事をし、住み慣れた家で暮らせています。約3時間の滞在で兄弟と両親で色々話せました。

不自由さを抱える妹
冬に手術予定がある妹は、今回杖をつきながらの帰省でした。東京駅の混雑が心配だったので、一緒に帰京。日本の交通システムの素晴らしさとオーバーツーリズム問題両方考えさせられました。

力持ちの弟
2024年問題にも関係する業界で働く弟の職場環境のリアルな話は、いつも為になります。今回は妹の為に無理もしてくれた事を予想しますが、2つの重いリュックや荷物をひょいひょい運んでくれて心強かった。地域の役員もしているようですが、災害時には凄く力を発揮するタイプです。

人と人は違う
 子供の頃から常に感じていました。妹はピアノを心底愛し芸術肌、音全般に異常に敏感。弟は運動神経抜群で、知能指数は高いけど勉強は苦手。やんちゃな時期もありました。私はそつなくこなしながらも長女気質。両親共に教員で、同じ枠にはめられたように感じていた幼少期。この違和感がチームビルディングにハマった原点です。そんな訳で甥や姪もかなりの個性派揃いです。

祖母の存在
ただただ、兄弟それぞれのありのままを受け止めてくれた2人の亡き祖母。若い頃に沢山苦労したからか、ただただ優しかった。私の夢は、可愛いおばあちゃんになる事です。ロールモデルですね。

老々介護?
 母はまだ周囲の目も気にしています。これから、何を協力し、どんな支援を受けるのか、話し合いながら向き合います。

祖母の再来?
少し驚いた事。娘がオンラインで話した画像の父が、祖母に見えた。その後電話した声や話の内容が、ただただ祖母そっくりで優しみにあふれ、泣けた。

血は争えない?
2年前の父からの手紙。いつも長くて、年賀状さえもびっしりでした。今は、のし袋さえも書きたくないそうです。几帳面に過去の手紙もファイルにしてくれたので、大切にしよう。父が書かなくなった途端に、私が書きたくなった。これは遺伝子なのか。母は父の母と同じで、心臓が弱いです。

足らない事を嘆くのではなく、今ある事を大事に
そんな父が出来なくなった事について、母は時々嘆きます。でも、私から見ると父は庭いじりが出来て幸せそうに見えますし、身体は元気でよく寝られている。それに対し、母は心配事があると睡眠不足になります。ずっと父に寄り添っている母を尊敬しています。でも、母にも、背負い過ぎた荷物をおろし、踏ん張り過ぎている足の力も抜いてほしい。
 その為に、兄弟で何が出来るか話し合っています。唯一、この3人の共通の価値観は、出来ない事に注目するのではなく、父母の幸せの為何が出来るかを考えられる事。

父が手入れした自慢の庭です。


ポジティブアプローチ
 ギャップアプローチではなく、なるべくポジティブアプローチで考えたい。ワークを体感しに来てもらえたら嬉しいです。

今日の問い
ポジティブアプローチとギャップアプローチの違いとは?なんでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!