クメール語の学習 Vol.41 មេរៀនទី៤១ インターネットとスマホ
こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日もクメール語の学習の様子とカンボジア自転車プロジェクトのことをご紹介したいと思います。
読んで聞いて書く練習
今日の教材はインターネットやスマートフォン。
អុីនធើណេត インターネット
ស្មាតហ្វូន スマートフォン
ទូរស័ព្ទ 携帯電話
សុីមកាត シムカード
今日も指さし会話帳を使ってクメール語を読んだり書いたり。そして会話帳を使ったYouTubeビデオで発音の練習をしたりしていました。
使ったビデオはこちらです。
SIMカードといえば・・・
安田はカンボジアに出かけるときは、日本で使っているスマートフォンのSIMカードを予備のスマホに差し込んで奥さんに預けていきます。というのも国内で仕事の電話がかかってきますし、それが勝手に国際電話になっちゃいますとお客様にも迷惑がかかります。そのため、家内が着信をチェックして安田まで都度連絡をくれるのです。ではカンボジアで使うスマホはどうしているのか・・・
2015年初渡航のときは・・・
こちら初渡航2015年のときの写真。このとき安田はスマートホンを持っていません。その代わりに持っていたのは「iPod Touch」です。こちらはSIMカードが無いスマートホンのような使い方をしていました。電話もかかってこないし、ホテルなどではWiFiが使えるから・・・
でも実際にはWiFiが快適に使えるところは少なく、このあとのスタディツアーでは農村エリアに行ったのでネット端末というよりはカメラとしてのみ使っていました。
2016年のときは・・・
カンボジアへはタイのバンコクからバス移動でやってきました。ホテルについたら近くのマーケットにSIMカードを買いに行きました。
カンボジアではメジャーなキャリアが3社あるそうなのですがよくわからないので気のよいお兄ちゃんが店番しているところにしました・・・が、英語が通じません。私もクメール語は「こんにちは」、「ありがとうございました」、「かんぱーい!」の3つしか知りません。筆談やらジェスチャーで悪戦苦闘し何とか無事にSIMカードをゲットしました。3ドルで出張期間中すべていけそうです。安い!、metfoneというキャリアでした。でもどういった契約のSIMカードをゲットしたのか覚えていません(^^;
SIMカードがゲットできたら、WiFiを探す必要がありません。昨年と違ってスマホとSIMカードがあるので地図アプリなどを使って自由に行動することができます。たくさん歩いて見たり聞いたり嗅いだりと色々感じてみようとウロウロしました。
2017年のときは・・・大失敗
この年からちょっとSIMカード作戦を変えました。これまで、カンボジア現地でSIMカード調達。ということは日本を出発し、トランジットして、カンボジアに到着し、SIMカードを購入するまでは安田のスマホはSIMカードが無い状態。WiFiを探さなければネットにつながりません。
そのため、ツーリスト用のSIMカードをあらかじめセットして行こうと思ったのです。通話は必要なく、日本とカンボジアでデータ通信ができるやつです。カンボジアに到着したら大容量のいつものSIMに付け替えるので移動の時だけ使う少量データ通信のもの。はこの年購入したSIMカードはこちらです。
そしてカンボジアに到着したら・・・
この年は飛行機でカンボジア入り。だから空港にたくさんあるSIMカードショップに行きました。昨年使っていい感じだったmetfoneにしました。携帯を渡すと窓口のお姉さまが設定などすべてやってくれます。とっても簡単。10GBのツーリスト向けSIMを10ドルで購入。容量大目のものにしたのはデザリング等で色々使いそうだったからです。2週間の滞在で10ドル。安いですね~!でも、このとき安田は自分がとんでもないミスをしていることに気が付いていません。
詳しくはこちらのブログに記載しています。
この年、自転車で1泊2日かけて支援地に向かうという旅をしました。1日目、スマホの地図アプリで調べた場所に宿がありません。
しばらくウロウロして見つからないので、尋ねてみることにしました。
あっ誰も英語通じひん・・・
指刺し会話帳では伝えられへん・・・
しかも宿に電話してみたら、クメール語の自動応答メッセージが流れてくる・・・電話ができないのです。
この年の活動をほとんど終えてプノンペンに戻り、再びスマホショップへ。
「あーこのSIMカードね。データ通信のみだから通話したけりゃチャージしないと」
というわけでチャージ用のスクラッチカードを5ドル分買ってチャージ完了。そう、データ通信のみのSIMカードで通話をしようと思ったら、その分の料金を払って登録しなければなりませんでした。この年以降、SIMカードを買うときは「通話もできるやつ」と必ずお願いするようになりました。
2018年のときは・・・
「2週間滞在します。データ通信と通話ができるSIMカードください」ときちんとお願いし、通話の確認も行い、今回はバッチリです!!
2019年の時は・・・
いざSIMカード売り場へ。いつものMetfone。15日使えるツーリストSIMが8ドル。SIMをセットしてもらってジョンに早速電話。でもつながらない。クメール語の応答メッセージが流れてきます。・・・2017年の事件が蘇ります・・・ちゃんと通話できるSIMかな?と窓口のお姉さまに確認。「この番号使われていないって」と教えてくれました。ジョン番号変えたのかな・・・気を取り直してFacebookメッセンジャーを通して通話。こちらは無事つながってジョンと1年ぶりに再会を果たしました!!
2022年の時は・・・
2017年から始めたSIMカード2枚使い。2018年、2019年も続けていました。でもこの年2022年のときほど「便利だ!」と思ったことはありません。というのも旅の途中でバンコクの友達にバスで会いに行ったからです。
このとき購入したSIMカードはこちらです。
選定のポイントは「どの国で使えるか?」「何日使えるか?」です。ちなみにこのカードはタイのキャリアがローミング機能を使って接続するタイプでした。
そしてカンボジアに到着・・・でも空港でSIMカードは買いませんでした。
というのも、昨年データ通信容量が足りなくなって新しく買い足したりしたんです。空港の売り場でたどたどしい英語でやりとりするのも難しそうだったので・・・力強い助っ人にお願いすることにしました。
こちら、カンボジア自転車プロジェクトを一緒にやっているEDFカンボジアのスタッフのマブさん。返礼品の買い出しとSIMカードの購入に付き合ってもらいました。要望としては、「とにかくデータ通信の容量が大きくて、通話は少しだけ。そして2週間の滞在中使えるもの。」とお願いしました。
マーケット近くのスマホショップに立ち寄って最適なSIMカードをゲットしてもらいました。お金を払おうとしたとき、マブさんは「ちょっとまって。ちゃんとできてるか確認するから」とスマホのSIMカードの容量などをSMS通知機能を使って調べてくれました。
2023年の時は・・・SIMカード2枚使いの新たなメリットが・・・
この年もいつもの2枚使い。日本で購入したSIMカードはこちら。
なんか毎年SIMカードの値段が上がってるような気がする・・・でも仕方がありません。いつも通り日本からこのSIMカードを刺して使っていました。途中、中国の北京でトランジット。そのときにLINEから通知がきました。
「あれっ?中国ってLINEとかFacebook使えないんじゃなかったっけ?」と思ったのですが、色々やってみると普通に使えます。ネットで調べてみると、「海外ローミングだと使える」とあります。
「あっ、そうか。このSIMカードはタイからのローミングだから使えるんだ!」という結論に至りました。
プノンペンについたら昨年同様マブさんと一緒に買い出しがてらSIMカードをゲットしました。今年2024年もこの作戦で行く予定です。
最後にSIMカードの注意点・・・
カンボジアの旅行記などをnoteで見ていると、現地SIMカードを入手する話がよく出てきます。そこで注意が必要なのがトゥクトゥクドライバーにお願いするというところ。ほとんどのケースでそのドライバーは知り合いのスマホショップに連れて行ってくれます。何故か。もちろん紹介のバックマージンをもらうためです。だから金額が割高。
あと、スマホを設定してもらうために相手にスマホを渡す必要があります。その前にOSを英語の設定にしておくこと。そして、英語の設定から日本語の設定に戻す方法を事前に確認しておくこと。さらには手渡したあとは目の前で設定してもらうこと。店の奥に持っていこうとした場合は、「ストップ!」と叫びましょう。何されるかわかりませんからね。
以上、ながなが書きましたが最後までお読みいただいてありがとうございました!
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