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BLUE GIANTの音に酔いしれた午後

■2023年3月24日の日記
アニメ映画「BLUE GIANT」
前評判も何も全然知らなかったのだけど、会社の同僚が「前情報全くなしで見たけど、とにかく素晴らしかった!」と大絶賛していたので気になっていた。調べてみたら、音楽をあの上原ひろみさんが手がけていると。しかも、ジャズのお話なんだと。

上原ひろみさんは一度、東京フォーラムでのライブに行ったことがあって、すごく好きでCDも買った覚えがある。最近は聞いてないけれど、そうか、ピアノの演奏もひろみさんなら絶対素晴らしいに違いないと。音響に特徴があるという「CINE ZOUND」システムを搭載した映画館「川崎チネチッタ」を狙って見に行ってきた。

夕方の上映で、観客はまばらだったけれど、さすがZOUNDな部屋である。響きがものすごいこと!ノイズキャンセリングのイヤホンで大音量にしているような感覚で、映画館の部屋中に音が大音量で鳴り響くのだ。ちょっと音量大きすぎ?っていうくらいの大迫力なのだ。

ジャズを奏でる男子達の語尾の言い方が気になったけど(笑)あれって仙台の言い方なのかなぁ?
そんな些細なことは置いといたとしても、音楽はさすがに素晴らしかった。ストーリーもとっても青春で、絵的に彼らが18歳には見えなかったけれど(特にピアノの子は大人びていて、ちょっと藤井風くんに似ていなくもない)。

そう、藤井風くんも、この映画が良かったとインスタで言っていた。うん、風くんにも共感できる部分がたくさんあったんじゃないかな。高校時代に音楽に打ち込んだ男の子達の姿が、私にも風くんに重なって。
というわけで風民さんにも力一杯お勧めできる映画でした。見れて良かった。いつか実写版のBLUE GIANTが作られるなら、ピアノは風さんでキャスティングしていただきたい。サックスは、私の高校の二つ後輩でSaxプレイヤーの深田元晴くんで。ドラムはちょっと思い浮かばない。うちの息子どっちか、映画の子みたいに、突然ドラム始めたいとか言い出してくれないかな(笑)

風くんと言えば、ちょうど去年の今頃、セカンドアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」をリリースしたのだ。私が2度目の肺転移を告げられたその日に、予約注文しておいたCDが届いてて、それがとても嬉しかったことを昨日のように覚えている。転移ショックを、風くんの新しい音たちが大いに癒してくれた(特に、ガーデンという曲に大いに心打たれた。今もガーデンは大好きな曲)。そして、そのCDに入っていた「大阪ライブ抽選優先券」(的な名前の紙)を活用して応募して、無事に、その秋開催された大阪パナソニックスタジアムのライブに行けたのだった。


2022年3月22日に届いたCD

いろんなことが、一つの映画から紐づいて思い出される。
風くんを本格的に好きになって、もう2年近く経つのだなぁ、など。
そういえばBULE NOTE TOKYOにもしばらく行ってないなぁ。好きだった横浜のMOTION BLUE YOKOHAMAは赤レンガからなくなってしまったなぁ。
JAZZのライブ、行きたくなっちゃったなぁ。

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カロリーナ@語る!大腸がんサバイバー
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