佐藤優著「獄中記」を読んで
学ぶことは好き、けれど優秀ではない 元来、生まれてこの方、勉強することは嫌いではない。
思い返せば、中学1年生頃の休日は、朝6時に起きて、起きた勢いのまま机に座り、当時中学祝いで買ってもらったラジオカセットで音楽を聴きながら、両親が起き出す9時ぐらいまで勉強するのが、楽しみだった。誰かに強制されたわけではなかったが、テスト前になると、自動的に起きていた。その頃、学校でよくやらされたのが、テスト前になると渡される「勉強記録」というプリントがだった。試験日までの2週間、自分の勉