外食、会食恐怖症を特訓とミンティアで克服した話
今回は自分が過去、会食、外食恐怖症であったこと、そしてそれを特訓とミンティアによって克服したことについて述べようと思います。
自分の症状
きっかけはわからないのですが、大学2年生あたりから、外食をすること、人とご飯を食べることができなくなりました。
できなくなるというのは、食べたいけど、料理を前にすると胃が一切受け付けなくなるということです。
例えば、レストランなどに行くと、注文した料理を一口二口は美味しいと思って食べることができますが、突然それ以降胃が受け付けなくなり、お腹いっぱいになります。それ以上食べると、胃が戻そうとして吐き気が襲ってきます。
また私の場合は家族以外の他人とご飯を食べるときは、ほとんどレストランや居酒屋の外食が基本だったので、自ずと会食をする際も同じ症状が出ていました。
一方で家での食事はなんともなく、食欲は旺盛でした。
このような症状が一度でも出てしまうと、それ以降この経験がトラウマとなり、今後ますます外食に行くこと、他人とご飯に行くことが怖くなってしまいました。
もし外食が避けられないような場合はいつでも吐けるようにエチケット袋を持ち歩いたり、必ず入店前にトイレの位置を確認していました。
さらに外食、会食が怖いということからも、友達にどこか遊びや旅行に誘われたりしても、食事の時間がある、と考えると怖くなり、断るようになってしまいました。
原因の深掘り
家では問題なく食事ができていることからも、これは精神的なことが原因であると気づきました。
原因をもう少し深掘りしてみると、自分は以下2つの潜在的な恐怖があることに気づきました。
もし残してしまったときの見られ方の恐怖
食べている途中に気持ち悪くなり、戻してしまわないだろうかという恐怖
一つ目について、自分は昔から他人の目をよく気にするタイプだったので、ご飯を残してしまうことで、店員さんや周りの人からどう思われるのかということが気になっていました。
何がきっかけかはわかりませんが、このような残してはいけない、ということが自分の中で無意識にプレッシャーとなっており、それが胃に負担をかけ、吐き気を催しているようでした。
二つ目については、一つ目の症状の連鎖的な反応で、もし吐き気が発生した場合、すぐに戻せるような環境ではなかった場合の不安ということです。
家での食事が問題ない理由としては、いつでも人の目を気にせず気持ち悪くなれば戻せる環境だからでした。
しかし、外となるとそうはいかず、気持ち悪くなった際に、トイレに駆け込むも空いていなかったらどうしよう、もし間に合わずその場で戻してしまったらどうしようといった、不安要素がたくさん存在します。
そうなると、それが恐怖に変わり、胃が緊張し受け付けなくなっていきます。
やったこと、解決策
上記の自分の課題を整理し、以下の2つに取り組みました。
残しても良いと思うこと
気持ち悪くなった際の確実な対処法の確立
残しても良いと思うこと
残すことに慣れるということです。
そのためには練習が必要です。
その際意識すべきこととしては、全部食べきろうとはせず、絶対に無理をしない、ということです。
これ以上食べたら気持ち悪くなる、というラインを超えそうであればそれ以上は食べず、勇気を持って残すということです。
ただ自分は練習だとしても、残すことを見られるのは嫌だったので、残してもそこまで目立たないラーメンなどのスープ系の食べ物のように、残していてもスープで隠れるものからチャレンジしました。
気持ち悪くなった際の確実な対処法の確立
これは個人差はあるのかもしれませんが自分はミンティアが絶大な効果を発揮しました。
ミンティアの中でも色々ありますが、ミント系(自分は深い青色のやつ)が良いと思います。
自分の場合少しでも気持ち悪くなった際にミンティアを一粒食べると、吐き気がすっとおさまることを発見しました。
ミンティアを食べれば外食の際に気持ち悪くなったとしても、絶対大丈夫という確実な対処法を確立し、気持ち的な余裕を作ることができました。
現在
一つ目の残すことに慣れることを続けていると、少しずつ続けていると、どんどん精神的な緊張がなくなり、食べれる量が増えていきました。
また、ミンティアという自分の確実な対処法を確立してからは、不安要素はほとんどなくなりました。
よって今では、普通に一人前、もしくはそれ以上の量を外食で完食できるようになり、会食も全く怖くなり、友達などと普通に旅行や食事に行けるようになりました。
最後に
個人的に一番おすすめはミンティアを持ち歩くことです。
ミンティアでなくても、自分の中でこれさえあれば安心というものを探してみるのが良いと思います。