見出し画像

ユヴァル・ノア・ハラリ著「ホモ・デウス」

この本は著者が未来について書いたもので、科学技術の進歩が人類にどのような影響を与え、未来の人類がどのように進化するかについて説明されています。
本書を読んで、未来について多くのことを考えました。ハラリは、過去の人類の歴史を振り返りながら、現代の技術がどれだけ進化したか説明しています。中でも、AIやバイオテクノロジーの影響についての話がとても面白かったです。今後も科学技術の進歩が、人類の生活を大きく変える病気の治療や、便利な生活を送るための技術が次々に開発されています。一方では、これ以上技術が進歩すると、本来の人間らしさを失ってしまうのではないかという懸念もあります。
ハラリの考え方には賛否両論ですが、自分の考えを深めることができ、科学技術の進歩がもたらす未来について、考えるきっかけになります。これから人類がどうなるのか、私たちがその未来にどう関わっていくのか、とても面白く、考えさせられる一冊です。

いいなと思ったら応援しよう!