日プ女子からINIを好きになった話
ハロオタ、予習をする
ハロプロは大体2013年、いわゆる123新規のタイミングでズブズブハマっていた人間で、アンジュルムは何度かライブやリリイベに行ったことのある程度のオタクだった。
(アンジュルムは「46億年LOVE」「もう一歩」「いとし いとしと Say My Heart」が好き)
日プ女子の予告が出た時、「桃奈がいたら熱い。年齢的には全然あり得る」といった旨のツイートを見かけており、密かに期待していた。
2023年9月、日プ女子のリープハイが公開された。予想はされつつも、桃奈が帰ってきてくれたことに衝撃を受け、これは見なければとなった。
桃奈、挑戦し続けてくれてありがとう。
leminoで無印とシーズン2の無料公開があったため、せっかくなら日プ女子の予習をしよう!と思い一気見した。
無料公開の効果は大きかったと思う。
無印とS2はあまりにも面白かった。
生活に支障をきたした。
日プロス
無印は数人好きだと思った子のうち1人がデビューして、満足に終わった。
S2は皆が好きだなと思いながら、初見は特に推しができないまま見終わった。
悶々としたまま、YouTubeでステージを見漁っていると(あるあるだと思う)、やっとS2の推しが決まった。推しは11人のデビューメンバーではなかった。それでも推しの一瞬も見逃したくないと思い、S2の2週目を見終えた。
予習のはずだったのに、無印とS2に沼っていた。
テーマソングのレミフラの歌詞も振りもフォーメーションも本当に好きだ。
「今羽根よ翼に変われ」「君がくれたこの翼 向かい風すら乗りこなして」といったフレーズからは、自分で一歩を進んで行くけれど、自分の力ではどうにもならない願いや祈りの(君が翼をくれないと飛んでいけない)儚さも感じる。
リープハイの作詞者と同じ方というのも衝撃を受けた。ガールズの方がやや強気な歌詞となっているのも面白い。
Aクラスのシンメが美しい問題にも触れたい。誰が決めたものなんだろうか。
S2への思いが溢れすぎていくらでも喋れる。好きなステージについて書いていたけど本題からそれすぎて消してしまったので、また別で書きたい。
リアタイだったら、ファイナル後は何十倍も落ち込んでいただろうと思う。
それでも、INIとなったメンバーはもちろん、ファイナルまで残ったメンバーはもう満遍なく好きだった。
INIのYouTubeを見漁った。
INIを知る
初めはNew Dayが刺さった。ディスコファンク的なサウンドが堪らなかった。印象的なジャケットプレイのあるクールな振りでスーツで踊り狂う姿。そしてダンス未経験者組が経験者に食らいついて、前に躍り出る姿にぐっときた。
INIの歌声のバランスが好きだ。髙塚くんの突き抜ける高音と爆発力。藤牧くんの少年感が残るのにテクニカルな透明感のある声。フェンファンくんの英語の滑らかさとスパイスになる鋭さ。尾崎くんの明るいのに切なさも含むハスキー声とビブラート。層が厚すぎる。池﨑くんの低音があることもあまりにも強くて、シンプルに声質の違いが楽しい。
アニメ好きや声優好きにもこの声の個性の強さは刺さると思う。今度は刀剣乱舞のアニメタイアップが決まったのでアニメ界隈からINIへの間口が広まったことが嬉しい。アニメが好きなメンバーもいるのでどんどんアニメタイアップが増えるのは理想でもある。
桃奈からINIまで辿り着いたこと、良い曲を沢山知れたことだけでもう十分収穫だと思っていた。
そこからINIフォルダやvlogもフロイニも見尽くした。フロイニに関しては異常なスピードで2週めを楽しんでいる。
ここからが本題でもある。
INIの気づかい
色んな媒体でINIメンバーの肯定感、フォローをする力を見せつけられた。「ありがとう」をさりげなく言える頻度、批判される中で「俺は良いと思った」と言える頻度の多さ、普通のことではないと思う。優しさや気づかいは、本当にINIの魅力的なところだと思う。
INIにハマるまでも色んなアイドルはずっと好きだったけど、パフォーマンス以外で、アイドルの好きなものやハマっている事などのパーソナルな部分やエピソードは知りたいと思う程度で、バラエティは特に求めていない方だった。
INIのメンバーカラー決め、リーダー決めあたりの初期からもう譲り合いの精神や、優しさが見えた。
そこから、INIメンバーが誰と一緒になってもその回は心配無いし、たくさん盛り上げながらも、気づかいができる人達ばかりだから大丈夫だと、(自分たちが見えているのはほんの一部だと言うのに、)信じられてしまった。
感謝を伝える時に照れずにまっすぐ伝えられるのも好きだ。
誕生日企画で、木村くんが即興手紙を読んで欲しい、というお願いをした。尾崎くんが即興で手紙を考え、木村くんにメンバー全員が助けられていることと、オーディションの時の思いを伝えながら泣いてしまうのだった。
松田くんが「貰い泣きしそう」と言っていたり、後藤くんが「後藤威尊(の紙)見ながら?」と突っ込んでくれたり、西くんが思わず立ち上がっている。そして拍手が沸き起こる空間が優しかった。
声質が好きなのが1番にあったけど、これを見て尾崎くん推しになったと言っても過言ではなかった。
INIフォルダ、INI Behind、フロイニ等…様々な場面で11人のそれぞれが配慮や優しさが見えるのだ。
特にバレンタイン企画では、まっすぐ感謝を伝える姿が眩しくて、こんな優しいグループがあるんだと常識を覆されてしまった。
10 THINGS
INIへの思いは10 THINGSとリンクしている。10 THINGSを生み出してくれてありがとう。
好きになったタイミングがTAG ME発売後だったから、その思い入れがあるのかもしれない。
10 THINGSの好きなところの話をしたい。
1番好きな歌詞はCメロ
自分の応援している人・アイドル・俳優・声優・歌手・キャラクター・小説家・絵師・芸人・実況者・物でも…
何かに出逢えたことで明日を好きになる。何ヶ月も先にあるライブやイベントを生きがいにしているオタクにとって、明日が楽しくなるのは、そのお陰だといつもそう感じてる。生きがいは誇張表現ではなく本気でそう思ってる。
ラスサビ前の「These are the 10 THINGS I like about you」の力強いロングトーンが終盤に向けての熱を加速させる。藤牧くんの歌声はどこまでも遠く、余韻が残るのが大好きだ。
10 THINGSの作詞には池﨑くんと田島くんが携わっている事にも衝撃を受けた。
「君に出逢えて 明日を好きになった」この歌詞の部分を作った方は誰なのか把握していないけれど、田島くんがフロイニで話していたことに、通じるところがあった。
それはレコメンドINIのコーナー 映画「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」の紹介を話していた時
普通の日常が、当たり前じゃない事に気がつく。今日を生きることが好きになる。10 THINGSの気持ちのあり方にも通ずるようにも感じられた。
明日が色鮮やかになったことを説くこの歌詞が好きでたまらない。
INIに出逢えて明日を好きになった。
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