@rium

古代稲作りに関わりながら、宇宙の理を学ぶ日々。自然の力を借りて、住まいと暮らし、場をまるごといやすマスターを目指しています! 「美しい楽しい」をこれからの生き方のキーワードに。

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最近の記事

暮らしメモ〜春分 いのちの芽吹く日に「たねや」に行く

風で草が擦れ、霰も混じる春分の日 滋賀県の「ラコリーナ近江八幡」を訪ねました。 この辺りは、数年前に行った 「ヴォーリス建築ツアー」以来です。 春分前夜、友人に星読みを教わりながら 生まれ生かされる日々の不思議を思い 明けて、種まきをするかの如く「たねや」に呼ばれるように訪れてしまうことに 内側は静かに溢れていきます。 ラコリーナの空間は素晴らしかった! 藁の混ざった漆喰の壁は 程よく落ち着いて何をも遮らず 草で覆われた屋根や 天辺から伸びる松や柿の木の佇まいは 建物が大

    • 暮らしメモ〜お米作りとの出会い

      5、6年前のことになります。 昨今の天変地異が近代土木によるものではないかと思い始め 一生の仕事と思っていた建築プランナーの仕事をフェイドアウトし 自然に寄り添う生活を模索するうちに 大神神社の麓で、お米作りに出会いました。 三輪と呼ばれるその場所は 大和三山が見渡せるくらい空がどこまでも広く 夕焼けの頃になると ナウシカの最後の場面の金色の野のように 大地ごと燃える一面稲穂の田んぼでした。 背景の三輪山が間近にそびえ いつ振り向いても ただただ圧倒的な美しさを讃えていま

      • 暮らしメモ〜春めいてくる

        今週はまだ春になりきれないような、鬱々とした空がうるおす啓蟄(けいちつ)から始まりました。 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく) 蟄虫啓戸とは、啓蟄の初め3/5〜3/9頃を 指します。 この頃になると、土の中にいた虫たちが戸、つまり土に穴をあけて顔を出すということを表しているそうです。 このことを子どもの頃父から 「土の中の温度が外気温と同じくらいになるから虫たちが出てくるのだよ」 と教わったように思います。 春生まれの私は、この言葉を聞く頃になると 少しだけ身体がゾクっ