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思い通りにいかない人生とJ型

MBTIの中でもJ型というと、もともとの計画から急な変更を強いられることが苦手という方は多いと思います。

計画といっても、日常における1日の計画、仕事のスケジュール、もっと広く言えば人生の計画まで含まれます。

今回は人生における計画とJ型について、個人的な過去の経験から考えたことを書いていきます。


◾️思う通りに上手くいかなかった経験

私はINFJのためJ型となりますが、これまでの人生を振り返ってみると、
「まず理想(こういう自分になりたい)を掲げて、それに向かって努力したり計画を進めていく」という方法でやってきました。
NJ型に特有の方法かもしれません。

ところが、です。
人生はそんなに思い通りに行くものではないんですよね。

具体的に例を挙げると、下記のようなことがありました。
・プライベートでかなりの時間、期待、労力、お金をかけて計画していたことが、コロナ流行の影響で中止となった
・仕事において長年の夢だったことがあり、それに向かって日々努力していたが、叶わなかった
・人生に一度きりのことが、理想通りにならなかった(今思えば、些細なことなのかもしれませんが..)

叶わなくても人生は続きますが、当時モチベーションは0になりました。

理想に縛られてがんじがらめになってしまうと、結局それが叶わなかった時に自分が苦しくなる。
そういうことが、私の場合はありました。

また、自分の中で「自分は将来こうなっていることがベスト」とか「こうならなければ、意味がない」とゴール(理想)ばかり見ていると、その過程で得られる喜びとか楽しさとか、そういうものを失っているという側面もあります。

理想しか見えなくなり、柔軟性がなくなっているような状態です。


◾️思い通りにならない人生を生きるために

人生における計画が思い通りにならなかった時に失望しないよう、今では気をつけていることがあります。

1つ目は、「こうなったらいいな」という理想を持ちつつ、それに向かってコツコツと行動することです(無理はせず、自分のペースで)。
その先に何があるかは行ってみないと分かりませんし、理想通りにはならないかもしれませんが、毎日コツコツと続けた先にある景色を見てみたい、と思っています。

2つ目は、目標や夢が叶わなくても、それはそれでいいと考える(違う側面を見るようにする)ことです。
例えば、「もしあの時別の選択肢の道に行っていたら、今の状況になっていなかったり、今周りにいる人たちに会えなかったかもしれない」など、
「あの時○○していたから、今△△することができている」と肯定的に捉えることです。
自分を許して新しい自分になる、という感覚に近いかもしれません。

目の前にあることに自分なりに一生懸命向き合った結果、今では何となくしっくりくる環境に流れ着いています。
もちろんこの先も、状況は変わってまたどこかに流れ着くと思います。


◾️最後に

日常を生きていると忘れがちですが、人生は本当に、いつ何が起こる分かりません。
今この瞬間を楽しむことは今でも苦手ですが、未来から逆算した今という時を噛みしめて、周りの人を大切にしていきたいなとも思います。

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