INFJらしさを活かせる職場
INFJの長所を活かしやすい職場や仕事について、考えたことを3つ書いていきます。
◾️共感性を必要とする職場
INFJタイプの方は、共感性が高い方が多い傾向があります。
また、多くの方がHSP気質を持っているということからも、「共感性」はINFJの強みの1つであるようです。
ストレングスファインダーを受けたことがある方は、「共感性」が上位になっている方も多いのでは、と思います。
INFJはFeが第二機能にあるため、他人の感情に意識がいきます。
人とコミュニケーションを取る中で共感性を使い、相手やその場の空気を和ませることができます。
ただ、Feユーザーは自分と他人の境界線が曖昧に感じやすいという傾向があったりなど、共感性の使い方には色々と注意が必要となります。
◾️気遣いが無駄にならない職場
①とも関係してくる内容ですが、INFJは周りのことによく気がついたり、空気を読むことが比較的得意な傾向があります。
また、丁寧さ、思いやり、真面目さなどの長所があります。
しかしながら今の時代はスピードや効率が求められる場面も多く、基本的に仕事は結果重視です。
職種や仕事内容によっては、このようなINFJにとっては「他人のために」と行動していることにそもそも無関心だったり、仇となったり、イライラされるような職場もあります。
もちろん仕事は仕事ですが、INFJの長所を長所のまま受け入れてくれるような職場は働きやすいと思いますし、INFJらしさを活かしやすいと思います。
■自分の信念に基づくような仕事
これは自分を活かすというよりも、仕事を長続きさせるために結構大事なことだと思っています。
INFJは自分が意識している・していないに関わらず、何かしらの揺るぎない信念を持っていることが多いです。
意見や価値観とはまた別で、外からは見えにくい、誰が何と言おうと絶対に曲げない「自分の中の芯」のようなイメージです。
ちなみに信念の内容は人それぞれ違うようです。
①の「共感性」と同様に、ストレングスファインダーを受けたことがある方は「信念」が比較的上位に入っている方も多いのでは、と思います。
(日本人は比較的下位資質となることが多いようです)
世の中の仕事は、どんな仕事であっても誰かの役に立っています。
また、INFJタイプの方は「人の役に立ちたい」という思いが強い方だと思います。
それでも、直接顧客が見えないような仕事だったり、忙しさのあまり顧客からの感謝の言葉が全く心に響かなかったりすると、「本当に自分は人の役に立っているのか?」と感じることがあります。
また、INFJタイプの方の多くは、HSS型HSP傾向があると聞いたことがあります。
たとえ人に感謝されるような仕事でも、自分の中で単調だと感じると、慣れてきた頃に飽きてしまう傾向があるということもあるかもしれません。
とても贅沢な話だと思いますが、周りから感謝されたとしても、ただ仕事をこなしていくだけでは、どうしても物足りなく感じてしまう傾向はあると感じています。
このため、自分の信念に基づくような仕事だと仕事を長続させやすいのでは、と思います。
周りからの感謝の言葉も大事ですが、「社会からのイメージ」よりも「自分の心の琴線に触れる」ような仕事です。
私は現在「社会的弱者」や「精神的な支援が必要な人」に関係するような仕事をしていますが、仕事中に何かが心の琴線に触れるようなことが時々あります。
(以前はほとんどなかった)
INFJの長所として「信念がある」と書かれているサイトをよく見かけます。
「信念がある」は長所としては分かりにくいものだと思いますが、毎日の無意識下での積み重ねで、いつか「これは長所だったんだ」と思える日が来ればいいなと思っています。
■最後に
またINFJと仕事関連についての記事を書いてみたいと思います。