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運転に必要な聴覚
耳から入る情報は10%以上です
目からの情報も加えると、90%以上が目耳から得ています
前回目の話をしましたが、今回は耳も大事だ!というお話を致します
最近の若い方は常にイヤホンをしています
歩く時も自転車に乗る時もベッドの中でも…
それにより難聴になる人も増えています
イヤホン難聴という病名も出来る程です
昔は車のスピーカーから爆音で音楽をかけながら走る車が多くいました
最近では「安全運転義務違反」となり、罰金や懲役が科せられる事が広く認知された事で大分減りましたが、たまに走っていますね〜
しかしその一方で、イヤホンをして音楽を聴きながら運転している車を多く見かけます
その行為
「安全運転義務違反」です!
なぜか…
交差点でサイレンが聞こえず緊急車両と接触する原因になったり、クラクションや踏切の警報機の音が聞こえず、接触事故に繋がるからです
実際、交差点で救急車やパトカーと衝突する事故が増えています
イヤホンを使わない高齢の方は、自分には関係のない話と思うでしょうが、年を取って聴力が落ちても理屈は同じです
両耳の聴力が10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえる
ただし、この条件に該当しない方であっても、特定後写鏡等を取り付けることと聴覚障害者標識を表示することを条件に、準中型免許、普通免許、準中型仮免許、普通仮免許を取得することがでる
と、運転に必要な適性に記載されています
耳を塞いでは、安全に走るための情報を取り逃がしてしまいます
そんなに音楽が聞きたいですか?
そんなに電話で話したいですか?
そんなに同乗の人とおしゃべりしたいですか?
どれほど安全運転に自信があるのでしょう
高齢の方は、聴覚を補う運転方法をしてみて下さい
少し窓を開けて走る
耳では聞ききれないものを目で見るようにする など…
方法はいろいろあります
音を多く聞けない事は危ない事だ!ということを多くの方に知って欲しい
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