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頑張るとは。
頑張って。
頑張る。
頑張れ。
昔から私はこの言葉が苦手だった。
意識しだしたのは、中学生のころ。
テストの日、送り出してくれる母に言われた。
「頑張ってね」
母は私のことを思い、かけてくれた言葉であろうと思う。
ただ反抗期も重なっていたこともあって、よりもやもやしたのを覚えている。
頑張って。
頑張る。
頑張れ。
よく耳にする。
でもあの頃も今も、もう頑張ってる。と思ってる。
勉強は好きだが、学校という場所は兎にも角にも苦手だった。だから朝起きて遅刻せずに、そこそこ勉強ができたせいか優等生というレッテルを貼ってもらえている(?)自分はすでに頑張っているのである。
さらに言えば、皆に合わせて生きているだけで頑張っている。
だからもう私に頑張れと言わないでほしい。
これ以上どう頑張れと。
拙い文章で伝わらないことこの上ないと思うが、
私はこの言葉が苦手なのだ。特に今は。
また、社会人になり異動していった方々から
「頑張ってるか〜?」
と声を掛けられることが多々あった。
私は「たぶん…..頑張ってます」
としか答えられなかった。
自己肯定感が高ければ、
「頑張ってまーす」と明るく言えたのだろうか。
頑張ってると言っていい基準が分からなかったのだ。
自分にめちゃくちゃ甘くするなら
毎日、出勤してるだけで頑張ってると言っていいなあと思ったり。
今は、まあ難しいのだが、他人と比較することなく自分基準で頑張ってると言っていいし、人には人のペースがあるのだと肌で分かる。
皆、この世界に生きてるだけで素晴らしいのだと。
皆と同じでなくて良い。
生きるペース、頑張るペース、何時どう頑張るか等々。
もっと頑張ってよなんて言う人の言葉は無視しちゃえ。
だってもう頑張ってるから。その人の物差しに当てはまらなくていい。
何度も言う。
みんなちがって、みんないい。
話の着地点どこよって感じだけど、
自分にそう言い聞かせ、今はやりたいことに目を向けて生きる。