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若手部会学会セッション②~休暇休業制度を知ってワークライフバランスを考える!-経験者が語る休暇休業取得について-~

2024年9月に開催された学術集会にて若手部会女性医師部門からは、休暇休業制度を知ってワークライフバランスを考える!~経験者が語る休暇休業取得について~というセッションを主催しました。

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内容としては、2024年4月からの医師の働き方改革と休暇休業制度の確認をした後、実際の休暇休業制度に携わった総合診療医の先生方の体験談を語っていただくというものでした。

まずは、母としての経験も踏まえての休暇休業マネージメントについて順天堂大学医学部 総合診療科学講座 准教授:齋田瑞恵 先生よりお話しいただき、続いて管理職の立場で介護休業を取得された経験について飯塚病院 総合診療科 部長:小田浩之 先生からご講演をいただきました。最後に浜松医科大学 地域家庭医療学講座所属/聖隷浜松病院 総合診療内科:本田優希 先生に男性で育児休業を取得された職場や家庭での経験についてご登壇いただきました。

齋田先生からは女性管理職の立場での心構えを「紅の豚」のセリフを用いてお話しいただき、医局員のキャリアパスや人生設計も視野に考えられている先生らしい発表でした。
小田先生からは管理職の立場で介護休暇を取得された経験談について、ご参加いただいた管理職クラスの先生方からも「マインドセットが変化した様を深く振り返っていただき心に刺さる内容でした」というコメントもあり、非常に好評でした。
また本田先生からは男性育児休業の経験談のみならず、職場の皆様からご自身が育児休暇を取得したことへのアンケートを集計して発表までいただきました。皆さん育児休業について前向きな結果でした。

多様性を謳う時代となりましたが、医師も一人の人間であり、医師のWell-beingが患者の健康を支えているのではと考えさせられました。

今後も女性医師部門では医師の働き方などを考えていくセッションを進めて行きます!
是非次回もご参加いただきますと幸いです!


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