就活恐怖と私
今回はどういう経緯で就活に恐怖が怖くなってしまったのか、時系列順に話していきたいと思います。
ざっと流れだけを説明していくので、説明不足なところがあるかもしれないが、また別の記事で補足していく予定です。
私は、高校を卒業して、アメリカの大学へ行きました。
大学1、2年次は、とにかく良い成績を収めようと頑張っていました。
というのも、アメリカのコミュニティーカレッジ(日本の短期大学みたいなもの)からの編入制度を使い、4年生の大学に入ることを目指していたので、学業には結構身を入れる必要があったからです。
また、現在無職の私も、大学2年の時には、何故か現地の日系企業で3ヶ月ほどインターンをしていたことがあります。
みんなよりも就活を早く始めることで優越感を感じたかったのか、それとも自分自身に対して価値を見出せなくて何かをしないといけないという焦燥感に駆られていたのか、明確な理由は覚えていません。
別に、嫌ではなかったのですが特別やりがいもなく、バイトの仕事を無償でやっている形でした。
大学3年次には、無事に4年生大学に移ることができました。
希望していた大学には受からなかったものの、ある程度満足していました。
しかし、安心したのも束の間、3年になったことで皆が就活を始めました。
同じ日本人が就活イベントに参加している姿を見て焦りを覚えていたのですが、何故か心のどこかでやりたくないと反抗していました。
でも、具体的にどうして自分がやりたくないのか全く分かりませんでした。
そんな、私は行動を起こすこともなく、いつも通りの生活を送っていました。
私の普段の生活とは、大学へ行って、授業を受けて、寮に帰って少し勉強してジムへ行って寝る。たまに友達と飲む。たまに旅行する。そんな感じでした。
また、この時期に、就活セミナーみたいなものにも、一時帰国している間に行ったのだが、どうもピンときませんでした。
自分が働く姿がうまく想像できませんでした。
この時は、就活をやっていないことにもそこまで、焦りを覚えていませんでした。
そして、どんどん時だけが過ぎて、大学4年生になりました。
流石の私も、焦りと不安に襲われるようになりました。
大学は、コロナ禍でオンラインになり日本に戻ってきた。
卒業を控えていた、私には二つの選択肢がありました。
アメリカでビザをとって一年間だけ働くことができるビザを取るのか、それとも日本に帰って仕事に就くのかを選択をしなければなかった。
アメリカで働くことに憧れのあった私は、ビザのための書類をほとんど埋めたものの、何故かその書類を提出することが急に怖くなってしまい、結局提出しなかった。
そんなこんなで、そのまま仕事もないまま卒業を迎えてしまったのだ。最悪でした。
2021年4月1日みんながスーツ姿で歩くのを横目に、私は絶望感に苛まれていた。
今でもあの光景を覚えています。
なぜ、就活が怖いのかわかりません。
けれど、人に馬鹿にされそうで、恥ずかしくて相談できない。
そんな状態がずっと続いて、私のメンタルは徐々に狂っていきました。
皮肉なことに、早い時期からインターンをして、卒業時期を前倒しにして早く卒業したのにも関わらず、同級生は皆、職を得てバリバリ働いている中、私は就職しないでいる。
こんな現実に絶望して、同世代と比較して、メンタルがさらに落ち込み続けました。
現実から逃避したくて、ドラマやyoutubeばかり見ていたこともあります。
もちろん現実は何も変わりません。
でも就活が怖いのです。
怖い怖い怖い。
気分の落ち込みがある程度改善しても、少しでも就活を再開しようとすると気分がまた落ち込んでしまい数ヶ月引きこんでしまう。
ずっとこれを繰り返していました。多分この二年間で、5回くらい繰り返したと思います。
ものすごく辛かったし、どうして自分が就活を恐れているのかもわからなかったし、どうして気分が落ち込んでしまうのかもわからなかった。
落ち込みが激しい時は、薬を飲んだり、カウンセリングを受けて、少しの間気分が良くなっても、しばらくすると落ち込みがぶり返してきます。
とにかく辛かった。