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いつまでピンクを身に付けますか

おー! ○○歳! ピンク(着てるの)!

By 友達

この言葉は、私の娘に久々に会った私の友達の第一声。
大勢人のいる前で大声で発した言葉である。
ちなみに、友達にも同い年の娘がいる。

私は、娘の肩を大いに持って、
「なんでみんなの前で大声で年を言う。それに、何歳だってピンク色の服を着ていたっていいじゃない?」と思ってしまった。

私の娘はアラサーの会社員。
ピンクの洋服が大好きだから、昨日もピンクの洋服で登場。

「あ~、絶対に娘にはあとから何か言われるだろうな」

案の定、大勢の前で年を言われたことと、服の色のことでブーイングの嵐だった。

娘は会社でも、同僚(男性)とピンクの色を何歳まで着るかについて話したところだという。お互いに、好きな色を何歳でも着ていることはおかしくないと意見が合ったそう。

私もそう思う。
80代のおばあちゃんが、きれいなピンクのセーターを着こなしているのを見て、素敵だなと思っていたところ。自分がくすんだ色ばかり着ている場合じゃないと思ってしまった。
そう言えば、『魔女の宅急便』の原作者・角野栄子さんだって、ピンクの似合う人代表じゃないか。

しかし、年を重ねるごとに、
「○○歳だから、こうあるべき、○○歳だから、こうしないといけない。
女性は、こうあるべき、男性は、こうあるべき」
自分もどこかで、そんな考えに染まってしまっている部分があるに違いない。

こんな考えをとっぱらって、いつまでも自由に生きていたい。

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