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聴き下手な人がインタビュアーになってみて

kindle出版のために3人にインタビューしたわけですが、ここで気づいたことをあげます。

結論は、自分ってインタビューが下手すぎる……

あるとき娘が「質問が下手な人っているよね。相手がキーワードを言っているのに、それに全然触れない人。用意した質問を出すだけじゃダメだよね」と言いました。

この言葉がずっと胸にありました。
これは3人目のインタビューが終わったころ。

そのころ、『バナナの魅力を100文字で伝えてください』を読んでいました。
この本は、ものごとを「伝える」のではなく「伝わる」ようにすることが大切!という本で、「伝え方」の本だから「聴き方」ではないのですが、この本と、娘の一言が私の中でカチッとつながったのです。

会話をするうえで大切なポイントを自分ながら感じました。

1.伝えるのではなく、伝わる言葉を発する


やはりコミュニケーション能力が低い私は、人と会話をするのに甘えが加わり、こちらの意図を相手が何とか察してくれるのを期待している節があります。

知り合いなら、なんとか私の言わんとしていることをくみ取ってくれるかもしれません。

しかし、あまり面識のない人だったらどうでしょうか。相手に私の伝えたいことがちゃんと伝わっていないことのほうが多いでしょう。

2.相手のことを受け止めて、深掘りする

インタービューでも、未熟な私は会話がぶつっ、ぶつっと途切れていたように思います。次につなぐ質問が棒読みになって、ぎこちない会話になっていたのでは?と思いとても反省しています。

インタビューでは、会話を深く掘り下げていって、用意していた質問以上の答えを引き出さなくてはなりません。さらに、話していて相手が気持ちよく会話ができるような態勢になってなかったのではないかと……。

相手の会話を上手くキャッチして、話題を膨らませるとか、深掘りしたお話を本当に聞けたのか……。これは大いに反省点です。

喋り上手じゃないのは、重々承知。だからといって、聴き上手なのかというと、そうではないことが判明!

娘にもよく言われていました。
「人の話聴いてないよね」
確かに……。
聴いてはいるつもりでも、会話を止めないために次に言うことを考え始めてしまうのです。

それが返って、会話が一方通行になっていたとは。聴いてないで上の空では相手に失礼ですよね。

しっかり相手の発信を受け止めてから、自分のことを喋らないと会話のキャッボールが成立しません。

これらの反省点を活かして次のインタビューに臨みます。何でも量をこなさいと、質があがっていきませんからね。

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