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公開添削付き!アロハ記者(近藤康太郎氏)の講演会に行ってきた
アロハ記者と言われている近藤康太郎氏の講演会に行ってきた。
日時:2024年1月17日(水)
場所:町田市文化交流センター
主催:朝日新聞社・町田ブロック
会場に着くと、老若男女……いや、50代の私が若手?と思えるほど70から80代ぐらいの男女が集まっていた。それはそうだろう。新聞を読んでいて、昼間に講演会に来られる人対象なのだから。それも無料の講演会ときている。
参加者200人で会場は満席である。
今日の講演会を知って、さっそく申し込んだ。近藤先生(文章の師として先生と呼ばせてください)といえば、『三行で撃つ』。この著者が九州からわざわざ町田にやってきてくれるのだ。もうお知らせのチラシを見たとたん、興奮がやまなかった。
さらに、文章を添削してくれるチャンスもあるというのだ。
noteに投稿したものでよさげなものを送ってみた。
ドキドキしながら会場で待つと、近藤先生がアロハシャツにカウボーイハット(?)、サングラス姿でさっそうと登場。なんてカッコいいんだ。町田駅でとても目立ったのではないだろうか。
会場のスクリーンにデカデカと応募者の文と名前が写し出される。え?こんなにはっきりと名前も写し出されるとは思わなかった。恥ずかしい。
そのうちに添削が始まる。
冗長表現やわかりにくい文章などが、ばっさばっさと斬られていく。
先生曰く、「私はプロとアマの区別はつけられない。だから、添削を希望した人はプロだと思って容赦なく指摘していくので、覚悟してください」
とにかく先生は3妖怪を嫌う。
・重複ドン
・どっさりもっさり
・分かりにっ壁
これらを排除すればスッキリした文になるという。
そして、文章を書きすぎないことも大切。
説明しすぎない技術。読者に想像させる。
最後に「『まだ書いてない』ものがあるのではないか」と、とことん追求する。文章に書かれてない、自分の本当の気持ちは何か。
ふむ、ふむ。メモの手が止まらない。
恥ずかしいと思いながら、早く自分の番がこないかとソワソワ。皆の前で私も早く斬ってくださいと、心の中でお願いする。
熱の入った添削指導に夢中になっているうちに、時間終了。近藤先生はまたカッコよく去っていく。
あっという間に終わってしまったが、全員添削しているので、それを写真撮影して良いとのこと。
私も自分の文がどうなっているのかと、思わずかけよる。赤字は直すところ、青字は良いところ。
私の文を、赤字でバシバシ指摘してほしい。……あれ、赤字が少ない。さらに、近藤先生の手書きで「うまい」と書いてあるではないか。
その赤字をもとに訂正した文章がこちらです。
この喜びを胸に、書き続けていきたい。
アロハ記者、ありがとうございます。あなたの姿は忘れません。