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本物に触れる体験

路面電車に乗って、園外保育

2歳児3人と、担任の先生と一緒に700m離れた電停まで歩き、
そこから電車で、7つ先のところまでお出かけだ。

高知は車社会なので、公共の乗り物って小さいうちは特に乗らない。
だから、今回の目的は、一番がお散歩で見る電車が大好きなので電車に乗ること。

3人とはいえ、
この楽しいメンバーとのお出かけは、果たしてどんなことが起こるのか
電車に乗るのもかなりハードルが高いぞwwwww

前回このメンバーで幼稚園バスに乗せてもらった時は
とんでもなく大変だったらしい

帰ってきた先生の第一声が
「疲れた~😵‍💫」だった

それって、ワクワクしすぎちゃったんだね。

今回は、前日にも、行く前にも、電車の写真を見せ
「こんな電車にのっていくよ」
「いろんな人が乗ってるから小さな声でお話しするよ」
「危ないからちゃんと座っていこうね」
と、話していた

そう、実際その時になったらやっぱり興奮したりもするけど
この前段階の準備が大切。
こどもにも心構えが必要だ

初めてのことって不安だもの、こどもだって。
不安から一気にテンションマックスになっちゃって、抑えられなかったんだね

ちょうどきたやってきた電車は、大好きな緑色。
よかったー!!
「これいや!」って乗らないかも…と、いうことまで想像してたのでホッした

でも中は、めずらしくたくさんの人が乗っていた

乗り込んだら座るところがないくらい

そしたらすぐに、近くのお姉さんが席を譲ってくれ、
ありがとうも言えないくらい、子どもたちは緊張しながら座席についた

表情も硬く、キョロキョロ落ち着かない感じ
でも、走り出したら少しずつ
ワクワクとドキドキが相まって
目が輝きだしたのがわかる🌟🌟

高知市の中心部から少し離れたところまでやってきたら
満員の電車の中は、人が少なくなって
やっと「あっ、バスだ!」「ショベルカーやね」
と、楽しそうな声が聞こえてきた

子どもたちにとっては、初めての大冒険

いつも見ていて乗りたいなーといっていた電車

大きな音や、振動や、ブレーキをかけると体が揺れ、
流れる風景や、周りの人の表情や

座っていないと危ないとか、
大きな声で話すと周りの人がびっくりするよとか

前段階で知らせていたことが
実際体験することで、
子どもなりにも自分の中で、「ああ、そうなんだぁ」に変わる

生まれてからまだ2年や3年の子どもたち
これからいっぱいの「本物に触れる」を体験していくんだろうなー

そしてそれは、
子どもの中にいろんな想いが沸き上がり、
きっと心豊かにしてくれる


次の日、「また、でんしゃのりたいね~」と言ってくれたから
きっと楽しくて刺激的な一日だったのだろう


子どもと一緒にどんな本物に触れてみますか?




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