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耳栓(みみせん)という選択肢

他人の出す音というのは、なぜこんなにも気になるのでしょうか?

昼間の生活音ならば、ある程度は許容できますが、
深夜、早朝、睡眠中の不快な音は別物です。
生活の質が低下してしまいます。

例えば以下のような音です。
 ・家族、パートナーのいびき
 ・ご近所の騒音(足音、音楽、洗濯等)
 ・電車、自動車、バイクの音

音が気になるとなかなか寝付けないですし、
せっかく寝ていたのに音で起こされるのは大変不快なものです。

また人によっては昼間の生活音でも不快に思う人は多いと思います。
例えば以下のような音です。
 ・パソコンのタイプ音
    →なぜ叩きつけるようにタイピングするのだろう?
     キーボードが壊れますよ・・・。
 ・鼻水をすする音
    →ティッシュで鼻をかめばいいのに・・・。
 ・咳、くしゃみ
 ・大声での会話

人によって音に対する感度は異なるので、
ある人にとっては問題なくても、
ある人にとっては耐え難い、
という場合はありえます。
どちらの主張も正しいんです。

ここからが本題です。
不快な音をひたすら我慢するという選択肢もあります。
一方で、
「耳栓(みみせん)」を利用するという選択肢もあります。

「深夜に不快な音をたてる相手が悪いんだ」とイライラしても、
結局、生活の質が下がるだけです。

それよりは自分の生活の質を上げるために、
何か工夫はできないか、という視点に立った時、
私は耳栓をオススメします。

以下はカモプラグ(CAMO PLUGS)という
米国モルデックス社製の耳栓です。
遮音性能はNRR 33dBです。
    →ノイズ リダクション レイティングの略。騒音減衰指数。
     33デシベル分だけ音を減衰させるという意味。
     いびきが50~60dB。快適な眠りは少なくとも40dB未満推奨。
     60 - 33 = 27dB(木の葉の舞う音程度)
ポリウレタン製なので、指で潰して小さくしてから、耳に挿入します。
100円ショップで売っている一般的な耳栓より、
遮音性能が高いです。

射撃の際の大きな音から耳を守るため、
米軍でも使用されているそうです。
軍事用にも使われるため迷彩色(カモフラージュ)となっています。
    →カモプラグの「カモ」はカモフラージュのカモです。

私はご近所からの深夜、早朝の騒音トラブルを抱えていたのですが、
これをつけて寝るようになってからは、とても快適です。
やや耳が蒸れるのですが、私は朝、綿棒で軽く耳をぬぐっています。

一応、使い捨ての耳栓となっていますが、
私はリピートして使い続けています。(使用後、ティッシュで拭う程度)
気になる方は、通常の使い方、つまり、使い捨てでよいと思います。

もし音で悩まれている方がいれば、
この「カモプラグ」は最強のパートナーになりえます。
そこまで高価なものでもないので、
ご興味があれば試してみてください。

なお、カモプラグは迷彩色ですが、
モルデックス社製の耳栓にはカラフルなものもあります。
私は試していませんが、
遮音性能(NRR 33dB)がカモプラグと同じならば、
つけ心地は別として、遮音はできると思います。
こちらもご興味があれば、試してみてください。


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お疲れカツカレー
私はコーヒー星から来たコーヒー星人です。チップは私のコーヒー代に変換され、さらには、やがて、新しい記事を書く活力に変換されることでしょう。「それでもよい」という粋で酔狂な方、お待ちしております。