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私の家には「100兆ドル」ある。でも「大金持ちではない」という話。

私の家には100兆ドルあります。
別に誇張しているわけではなく、事実です。

ただし、米ドルでも、カナダドルでも、オーストラリアドルでもなく、
「ジンバブエドル」で100兆ドル分あるというお話です。

かつてアフリカのジンバブエでは、
ハイパーインフレーションが起こりました。
    →2008年には2億%のインフレだったと記憶しています。

原因は、大きく3つです。
(1)外資系企業の撤退
    →外資系企業の国有化を進めたことで、外資系企業が撤退。
(2)農地の強制収用
    →農業生産性が低下し、食料不足が深刻化。
(3)マネーサプライの増加
    →政府が過剰な通貨を乱発し、通貨価値が下落。
※他にも理由はありますが、興味のある方は自身で調べてみてください。

このような背景もあって、
2008年に「100兆ジンバブエドル札」が登場しました。
なお、その後、
ジンバブエドルは、
2015年に幕を閉じ、法定通貨ではなくなります。

2025年現在では、ジンバブエドルは1円の価値もなくなりました。
ただし、
観光客向けに、現地のお土産屋さん等で、
100兆ジンバブエドル札は、1米ドル(日本円で約150円)程度で
売られているそうです。

この紙切れとなった100兆ジンバブエドル札に、
歴史的、教訓的価値があると、
私は考えたので個人的に手に入れました。

これが「100兆ドル」持っているけど、
私が「大金持ちではない」理由です。

追伸、
アマゾンでの購入履歴が残っていました。
私が購入したタイミングでは、
すでにジンバブエドルは法定通貨ではなかったので、
特にネットでの購入に問題があるということはなさそうです。

ジンバブエドル購入履歴

わお!
今、Amazonで検索したら、こんなものが・・・。
明らかにジョーク商品ですね・・・。


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お疲れカツカレー
私はコーヒー星から来たコーヒー星人です。チップは私のコーヒー代に変換され、さらには、やがて、新しい記事を書く活力に変換されることでしょう。「それでもよい」という粋で酔狂な方、お待ちしております。