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「それってあなたの感想ですよね?」に誠実に回答してみる。

「それってあなたの感想ですよね?」と相手から指摘された場合、
皆さんならどうしますか?
このコメントが出た場合、
例えば以下のような場合が考えられます。

(1)私的な考えであり、客観性がなく、同意、共感できない。
    例)ゴキブリってかわいいよね。
    例)睡眠は4時間で十分だよ。
(2)ある程度一般的な考えではあるが、個人的に同意、共感できない。
    例)コーヒーっておいしいよね。
    例)読書って楽しいよね。
(3)間違ってはいないかもしれないが、論理が飛躍している。
   もしくはデータ、エビデンスが不足している。
    例)トランプ大統領就任後は、ドル安になるよ。
    例)風が吹くと桶屋が儲かるでしょ。
(4)聞き手がうまく聞き取れなかった、勘違いした。
       例)コーヒーっておかしいよね。
    例)読書って頼もしいよね。
(5)単に気分的に、反発、反論したかった。
  もしくは理屈は正しいとわかっているが、心理的に拒否感がある。
(6)1回言ってみたかった。
等々。

もし私が、
「それってあなたの感想ですよね?」と相手から言われた際、
誠実に回答するなら、
まずは、
「具体的にどの点が同意、共感できませんでしたか?」
と相手に確認したいところです。

そして相手の回答を元に、以下の対応を取りたいところです。
(1')私的な感想であることを認める。
    →「たしかに一般的ではないよね」等。
(2’)一般的ではあるが、全員に当てはまるものではないことを認める。
   ただし、こちらの意見にもある程度の一般性はあるため、
   双方の差、違いとして、一旦保留する。
    →「コーヒーが嫌いな人もいるよね。でも好きな人も多いよ。」
(3’)補足説明する。
    →「まず風が吹くとホコリが舞って、目を怪我する人が
      増え、次に・・・、最終的に桶が売れるんですよ」等。
(4’)聞き違えた、勘違いした点を再度、言い直す。
   もしくは別の言い回しで、同じ内容を説明しなおす。
    →「コーヒーがおかしいではなく、おいしいです」等。
(5')相手の気持ちは一旦、受け止める。
   その上で、次にどうするか考える。
   スルーするか、もしくは同意、協力を求める、等。
    →「気持ちはわかるけれど、今回は協力してくれませんか」等。
    →「残念だけれど、この点では、合意できそうにないね」等。
(6')楽しく返す。ボケる。

皆さん、いかがだったでしょうか?
え?
「それってあなたの感想ですよね?」
う~ん、
まあ、私の感想ですね(笑)。


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お疲れカツカレー
私はコーヒー星から来たコーヒー星人です。チップは私のコーヒー代に変換され、さらには、やがて、新しい記事を書く活力に変換されることでしょう。「それでもよい」という粋で酔狂な方、お待ちしております。