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狼・地獄へいそぐ(地獄狼シリーズ第一話)

真崎守が、商業誌デビュー直後の1967年10月から1972年3月まで足かけ4年半、実に700頁を超える枚数に上る「地獄狼シリーズ」
虫プロを退社し専業漫画家になる前の「地獄狼無頼伝」だけで400頁を超えており、
真崎守が自らの作風を形成していく過程での、まさに最重要作品と言える。

今回、そのシリーズ第一話「狼・地獄へいそぐ」16頁の画像データを公開します。
ただしこの作品、原稿が現存しないため、掲載誌(サンデーP.M1967年11月2日号)からのスキャンによりデータを起こしました。
印刷時の汚れやベタのかすれ等は出来る範囲で修復しましたが、写植については白抜き文字以外はスキャンそのままにしてあります。
将来単行本化する機会があれば、全面的な修復が必要になるレベルの手直しに過ぎませんが、若き日の真崎守の野心作、地獄狼シリーズの「はじまり」、永い永い「魂のさすらいの旅路」がいかにして幕を開けたのかをご覧ください。


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真崎守ご本人とご家族の協力の元、全資料を整理しています。 日本のアニメや、マンガの土台を作る時期に活躍し、コミケの前身とも言われるグラコンを主催した真崎守の全仕事をまとめていきます。

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60年代後半から70年代を全力疾走したマンガ家の記録。

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