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充電期間
土日は充電期間として、noteをお休みしてました。
講義準備で煮詰まってたので、何もしないという期間にしました。
講義好きなんですが、続くとやっぱり体力的に疲れます笑
ちょっとばかしの休憩時間で元気になりました。
充電中の考え事
講師の仕事って、
講義3割、事務的な仕事7割だと思ってます。
講師って『教壇に立って話す』という花形職業なイメージがあるかと思います。
現実はほとんど予習に使ってます。それ以外に原稿執筆、メールやり取りなど、地味な仕事をこなす日々です。
特に講義準備は、講義時間の倍は時間がかかるといわれています。
90分の講義なら、準備時間は180分。
ここんところは予習と講義の繰り返しだったので、
堅苦しい文章が続く教科書とにらめっこして、
「キーーーーー!!!」と奇声をあげる。
煮詰まった時は一度教科書を放り投げて、
「もう知らん!!」となんとも大人げないこと言いながら、
ぱたりと勉強辞めてみる。
よく映画とかで、小説家が「今日は何もネタが思い浮かばないから書かない。」とフラフラ遊びに行ってしまって、編集者が泣きながら作家を探すシーンがあります。
「めっちゃ作家の気持ちわかる!!」
書けないときは書けないもん。
そういうときは一旦仕事から離れてみることにしてます。
(大手予備校の時からこんな感じなので、後輩から見たら変な先輩だったと思います。)
でも休んだとしても、ちゃんと戻ってこれるんですよね。
やっぱり講義好きなんだなぁと思います。
好きじゃなきゃ辞めてますね笑
講師を続けている理由
単純ですが、私は教壇で話すのが好きです。
おしゃべり大好き人間です。
それに何といっても、『正々堂々と語っていい場所』だから続けているっていうのが1番です。
私のいとこに、正真正銘の鉄道オタクがいます。
幼少期から、いとこが遊びに来ると電車の話ばっか。
ぶっちゃけつまんないんですよねw
電車わかんないし。
興味のない人に語るって、すごいつまんない人になっちゃうよなっていうのは子供ながらに感じ取ってました。
でも、いとこにとってみれば、自分の好きなものを語りたいんですよね。
これがなかなか難しい。語る場所とかTPOってやっぱり大事。
でも予備校って語り放題だと思うんです。
お客さんは、国家試験に受かりたくてその知識を身に付けたくて来ている。
講師は、その知識をわかってもらうために教える。
利害一致なんですよね。
冬期講習になると師匠たちが
「ちょっとこれは語らせてくれ!」とわざわざいうぐらいです。
「師匠、楽しそうだなぁ。」とニコニコします。
そんな先輩たちに育てられた結果、わたしも『語りたい精神』が見事に宿っています。
さて、今日も講義で語ってこようと思います。