英語を学ぶこと②「英語は第2言語?外国語?」
前回は英語を学ぶことは難しいことだから、人により程度はあれど、完璧を目指す必要はないですよ、というお話をさせていただきました。
では、実際に英語を学ぶときのポイントはなんでしょうか?英会話教室にいくこと、教材を買うこと、英語の映画を見ること。
僕の中では全て正解であり、ある意味で不正解でもあります。
僕の持論も入りますが、のんびりと紹介してみようと思います。
言語を学ぶときのポイント
①インプットの量を確保する。
前回の記事でも紹介しましたが、小さなお子さんが「パッぱー」と発音することがありますが、今まで「あー」や「だー」などの声は発したことがあっても言語に近い音をいきなり発音することがありますよね。あれはなぜでしょうか?
答えは身近な人の音を参考に「真似てる」からです。小さなお子さんが発音するときは、いつも接している親御さんや近しい人が発音している音に近い音を発音しています。その現象が起きるためには、絶対的な「インプット量」が必要になります。音を「知る」必要があるのです。
お子さんがたまに洋楽を聴いていて、いきなり英語を話すことはないですよね?あくまで身近な人の「言語」を参考に発音しています。これは大人の言語習得にも同じことで、絶対的にインプットの量は必要になります。その点でいくと、英会話教室や映画は効果的面とも言えますね。では何がある意味不正解なのでしょうか。
②アウトプットの量が不足している。
では、一歩英会話教室の外に出ると日常で英語を使うことはあるでしょうか。誰かと映画を見終わった後に英語で感想を話し合うことがあるでしょうか。多くの人はこの質問に対して「NO」と答えるのではないでしょうか。これは皆さんが悪いわけではなく、あくまでこの島国という環境が起因していることだと思われます。
海外の英語を使う国では、英語のことを「ESL(English as Second Language)」第2言語と呼んでいますが、日本では「EFL(English as Foreign Language)」外国語と呼んでいたりします。つまり日本では英語は「外国語」なのです。(もちろん今現状でさまざまな人が動き、変わりつつありますが)
ではどうするか。一番簡単なことは「自分の声を録音して、聞くこと」だと思います。←私は教員になる際に、自分の模擬授業を録画して見直していましたが、結構恥ずかしいです笑笑
もしお知り合いがいるのであれば、その人に音源を聴かせてなんて言っているか聞き取ってもらうことも良いかもしれませんね。また、英会話教室に通っている方であれば、そこで披露しても面白いかもしれません。
最終的に言語を学ぶ際は自分で発信することが非常に大切になってきますので、ぜひ自分なりの方法を見つけてもらえるといいなーと思っています!