詩とそれにまつわる話(あるべき姿と、私)
300km先
続いた陸地の中
点のような私の血が
繋がっている人たちの姿
そこでも
道なき道をゆく
私の面影に沿って歌う
一つの物語を許してください
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遥か彼方遠くから、
私が受け継いできた血
そして、これから先も受け継いでいく血
その両方が流れている
いや、その両方は同じ血だ
でも、私はそれに背いてしまったのかもしれない
今までの全てに、刃を突きつけたのかもしれない
それでも、私が私自身を突き進むことをお許しください
いつか何かを、返せるように願っているから
背中を押してください
私のご先祖様