未来の義手は「触る」「動く」という失われた感覚を再現する

バイオニクス（神経につながれた人工器官）と呼ばれる装置。脳から送られた神経信号を接続部（切断面）から義肢に伝えそれをコントロールするテクノロジー。それはバイオニクスが内臓された義肢の接続により神経を刺激し活性化させることから始まる。進化した義肢によって、本来備わっている能力を再度覚醒させ活用する画期的な装置である。スターウォーズの世界にしかなかった技術が今現実のものとなりつつある。

たとえ失っても脳の意識下では無傷な腕や足のイメージが幻覚のように残っているという。曲げようと考えれば“幻の腕や足”が動く。進化した義肢の接続により、動かそうと命令する神経を刺激し活性化させ、戻り接続した義肢のコントロールに繋げていく。
体の一部が損傷したり、失われたりしても、その部位を制御する神経と脳の機能は生き続けている！

子供の頃に観た映画の夢をテクノロジーは現実のものにしていく。凄いことだなと思う。