大人が学ぶ「子どもスキル」!【人生リアルおままごと】
最近、暑さのせいか街中でイライラしている人、多くありませんか?
うだるような暑さで気持ちをもっていかれているのかな。
かくいう私もそのうちの一人。
そんな中、
夏休み、近所の子どもが家庭用プールに入っていました。
暑さを逆に利用して、体全体で生きる喜びを浴びています。
こちらの心も少し軽やかになりました。
さて、そんな子どもとは対照的に精神疾患を抱える大人が増加しています。
2023年には約420万人が治療を受けています。
日本人のおよそ30人に1人の割合、
生涯を通じて4人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。
社会のプレッシャーや仕事のストレス、
特に働き盛りの世代に、その傾向が強く現れます。
毎日を無邪気に楽しむ幼児。
彼らは喜怒哀楽をはっきりと示しています。
新しい発見に目を輝かせ、小さなことにも喜びを。
この対比が、大人たちの問題を際立たせます。
未来を担う子供に希望を与えるべき大人が病んでいます。
今こそ、子供たちに学ぶ時です!
今日は大人が子どもに学ぶ人生訓を皆様と一緒に考えてみたいと思います。
子供と大人の違いとは?【役割の質と量】
子供は家庭や学校で守られて育てられます。
社会的な役割は「子ども」であること。
役割の質と量が違うのです。
大人は多くの役割を背負い、責任につぶされます。
量が増えるほど、質はうすまります。
成長の機会が少なくなりがちです。
幸せになるには「役割」を楽しむことが重要です。
成長とは役割を楽しむこと。
役割の質と量を高めることが鍵です。
ではどうすれば 役割の質と量を高められるのでしょうか?
役割の質と量①【ドーパミン】
子供たちは、新しい発見や挑戦にワクワクしています。
ワクワクとは感覚ではなく、脳内の反応。
ワクワク=ドーパミン
子供がワクワクすると、ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは「快楽ホルモン」とも呼ばれています。
やる気や幸福感を高める働きをします。
新しい遊びや未知の世界でドーパミンが分泌されます。
このホルモンが探究心を駆り立て、新しい挑戦を生み出します。
ドーパミンは学習や記憶にも深く関わっています。
ワクワクした体験は、子供の脳に強く刻まれます。
楽しい体験が記憶に残り、繰り返し求められます。
例えば、成功した工作や新しい遊び方がそうです。
これらの記憶が、子供たちの成長の礎となります。
新しいことに触れるたび、脳は喜びで満たされます。
それがさらなる成長と学びへと導くのです。
×「役割がつまらないなぁ」
↓ ではなく
⚪︎「ドーパミンが足りてないなぁ」
と思いましょう。
役割の質と量②【おままごと】
ではどうすればそのドーパミンを増やせるのか。
子供は与えられた役割を楽しみながらこなしています。
おままごとです。
役割を決めてアドリブでこなす子達。
見事、自分たちの世界をつくりコミュニケーションをとります。
大人はおままごと、楽しめていますか?
やりたくないおままごとをなぜするのですか?
確かに大人は多くのおままごとをしなければいけません。
しかし、意識しようが、しなかろうが、
おままごとは仮想世界のゲームです。
大人も、自分の役割を楽しむことで、日常が楽しくなります。
職場や家庭での役割をゲーム感覚で取り組むことです。
新しい視点から役割を楽しみましょう。
家事を効率化する方法を試したり、
プロジェクトをクリエイティブに進めることで楽しさを見出します。
役割の質と量③【自然】
では、おままごとを楽しむためには、どうすればいいでしょうか。
子供と一緒にやればいいのです。
子供たちと一緒に過ごす時間は、リフレッシュの機会です。
「子供」を定義すると何でしょうか。
私は子供とは「自然」だと思っています。
「自然な」状態を表す形容動詞。
それが「子供」です。
「子どもらしいねぇ。」
=
「自然だねぇ。」
いいじゃないですか、大人も子どもらしくなったって。
大人も自然になったって。
彼らと遊ぶことで、子供の視点を学び直せます。
「人工」から「自然」にもどる。
日常の小さな喜びを再発見できるでしょう。
週末に公園で遊んだり、一緒に絵を描くことも効果的です。
無邪気さや純粋な楽しみを再び感じることができます。
子供たちとの活動は、ストレスを忘れさせ、心をリフレッシュします。
疲れたときは疲れた、
頑張りたいときはがんばる、
自分の本当の声を叫ぶことが自然です。
子供は大人の先生となるのです。
大人も日常生活の中でワクワク感を再発見し、
心豊かな毎日を過ごせるでしょう。
「子供」も「大人」もない世界
日本人のおよそ30人に1人が病む時代。
大人は役割という名の責任やプレッシャーに押しつぶされがちです。
子供のように新しいことに挑戦し、役割を楽しむことが重要です。
大人も再び成長の過程に入ることができます。
目指すべきは、大人が再び子供のように生きる社会。
その社会では、子供と大人の区別がなくなります。
すべての人が成長を楽しみ、日々を充実させることができます。
未来には、心からワクワクする毎日が広がっているでしょう。
大人も子供も、共に学び、共に成長し続ける社会が幸せをもたらします。
夏休み、我が子と一緒に「役割」を満喫しましょう。