ズル休みなんて言わせない!平日の家庭学習ラーケーション制度
「先生!〇〇君がいません!」
「家庭の事情です。」
(・・・・)
平日、家族でのお出かけ。
仕事で仲々土日に休みをとれないご家庭など
どうしても平日に一家団欒の時間をとることがあるかと思います。
『学校には言いずらいな、
ズル休みだと思われたくないな。』
もうそんな気をつかう必要はなくなるのです!
今日は堂々と家庭学習を宣言できる新しい制度について紹介したいと思います。
「ラーケーション制度」広がる学びの幅
茨城県教育委員会で来年度から「ラーケーション制度」が導入されます。
平日の家庭や地域で体験活動
↓
年5日間まで欠席扱いにせず公的学習の認可!
茨城県!革新的!
すばらしい取り組みですね。
ラーケーション制度の概要と対象校
ラーケーションは、「ラーニング(学習)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた言葉です。
全県立学校108校と同意した市町村の小中学校が対象となります。
狙い:学校外での体験活動を通して、児童生徒の学びの機会を充実させる
学びは学校だけにとどめるものではありません。
この取り組みは学びの活動領域を広げる意義があります。
学校と地域と家庭がそれぞれ子どもの学習に協力することもできます。
希望者は各校が指定する方法で、原則として活動前の1週間前までに申請を行います。
計画書や報告書の提出はしなくても良いそう。
(やった!ハードルも下がりますね!)
小中学校など市町村立学校では保護者の同伴が前提となります。
子どもだけの外出は安全面から控えるべきだと私も思います。
提案される活動例
体験学習なので、意義ある活動が求められます。
といっても子どもからすると遊びの中で自然と学べるのが体験学習。
例えば県教委では、
・水族館や博物館の訪問
・大学や専門学校
などの見学を提案しています。
どれもワクワクしますね!
体験活動後↓
固くとらえず、日記に書いたり、夕食で話題にするなどでも良いですよね!
期待されるメリット
制度導入により
メリットが期待されます。
学習の自由度を持つことで、個々の興味や発見に焦点を当て、主体的な学びが促進されます。
不登校の子たちにとっても、学校以外での学びの場が推奨されることはありがたいことだと思います。
今日は
「ラーニング(学習)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた「ラーケーション制度」について紹介しました。
学校外での学習により「個に合わせた自由学習」
さらには「家族の時間」もとりやすくなることと思います。
このような制度が早く全国区になり、学びの自由化が一層促進されることを願っています!
参考: