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★”Tina Turner / What's Love Got To Do With It” (1984)
【SONGS】1984 私のnoteでは1970〜80年代の思い出の曲を中心に紹介していますが、年代問わずに出会った魅力的な曲についてノンジャンルで記事にしたいと思います。
ロックン・ロールの女王のティナ・ターナーの1984年リリースの5作目のソロ・アルバム『プライヴェート・ダンサー』収録のナンバーです。アルバムからはタイトル曲もヒットしますが、私はこちらの曲の方が印象に残っています。
ティナは1939年US生まれ、1960年にはアイク・アンド・ティナー・ターナー・レヴューの名義でデュオとしてデビューします。数々のヒットで有名になりますが、70年代後半に伴侶のアイクと離婚すると活動は低迷してしまいます。
その後ソロ・シンガーとして活動を再開し、1983年には人気も復活しつつある中でリリースされたのがこのアルバムです。
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セカンドシングルとなるこの曲は、USチャートで3週連続で1位を獲得、UKチャートでも最高位3位、その後もロング・セラーを続けるなど彼女最大のヒット作となります。
この曲でグラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の3部門を独占するなど高評価を得ます。またカナダのロックー・シンガーブライアン・アダムスとのデュエット曲「イッツ・オンリー・ラヴ」も同年ヒットするなど、彼女の活動の最盛期かなと感じます。
ティナは1991年にはデュオ名義で、2021年にはソロ名義でロックの殿堂入りを果たします。これだけの熱いパフォーマンスを魅せるシンガーはそういるものではありません。
2018年以降は病魔に見舞われて闘病生活を続けますが、23年には国籍を取得していたスイスの自宅で残念ながら帰らぬ人となりました。享年83歳でした。
この唯一無二のボーカル・スタイルはまさにロックン・ロール。時代を駆け抜けた女王のパッションは永遠です。