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【名盤伝説】” The Doobie Brothers / The Captain And Me” ウエストコーストの灼熱の太陽に向かって走れ!

MASTER PIECE USウエスト・コースト・ロックの巨頭ドゥービー・ブラザースの3作目のオリジナル・アルバム『キャプテン・アンド・ミー』です。

いわずと知れた有名なロック・バンドですが、1970年結成とキャリアが長い分、メンバーの変遷も多く、サウンドの指向性も時期によって異なる味わいをみせています。

トム・ジョンストン(Vo, G, Key)、パトリック・シモンズ(Vo, G, Banjo, flute)、ジョン・ハートマン(Drs, Cho)、マイケル・ホサック(Drs, Cho)らを中心としたツイン・ギターとツイン・ドラムの迫力あるウエスト・コースト・サウンドが人気でした。


そんな彼らの1973年リリースのアルバムがこの『キャプテン…』です。

収録曲
M1 Natural Thing
M2 Long Train Runnin'
M3 China Grove
M4 Dark Eyed Cajun Woman
M5 Clear As The Driven Snow
M6 Without You
M7 South City Midnight Lady
M8 Evil Woman
M9 Busted Down Around O'Connelly Corners
M10 Ukiah
M11 The Captain And Me

典型的なウェスト・コースト・サウンドのM1。ギターのストロークをメインとしてサビのコーラス・ワークも楽しいポップなナンバーです。


M2のこのギターリフだけでイントロ・ドン!もうお分かりですね。バンド前期の代表曲と言っても良いでしょう。ライブで聴けたこの曲のツイン・ドラムの迫力は想像以上でしたね。


そしてもう一曲、こちらもバンドの代表曲M3。この頭3曲だけでもアルバムを入手しておく価値ありです。

ウエスト・コースト調であり、カントリー系もあり、サザン・ロックの香りもするまさにUS西海岸を代表するバンドだといえます。


ギターのジェフ・バクスターが参加していた74・75年頃、またキーボード&ボーカルのマイケル・マクドナルドの加入した75年以降と、サウンド・スタイルも変わっていきますが、初期のインパクトの強さは、リスナーにとっては「やっぱり、ドゥービーはこれだよね」とこの頃のサウンドを引きずるファンは多いようです。もちろんメロウなサウンドのドゥービーも私は好きですけどね^^;;。

熱い夏の日には、こうした勢いのあるアルバムで乗り切っちゃいましょう。


こちらのマガジンで1970〜80年代を中心に洋物ROCK系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。どうぞお立ち寄りください。



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