★”水越けいこ / Dear Summer Time” (1982)
【SONGS】1982 私のnoteでは1970〜80年代の思い出の曲を中心に紹介していますが、年代問わずに出会った魅力的な曲についてもノンジャンルで記事にしたいと思います。
水越けいこの1982年発表のアルバム『I’m Fine』に収録されているナンバー。水越は1974年にテレビの伝説のオーディション番組「スター誕生」で決戦大会に出場したのを契機に芸能界入りを果たし、1978年「しあわせをありがとう」でデビューします。レコード会社をポリドールからトーラスに移籍後初で、彼女自身7枚目の作品となるのがこのアルバムです。
アルバムは全て彼女の作詞作曲。LA録音とくればレコーディング・ミュージシャンは超豪華です。スティーヴ・ルカサー(G)、デヴィド・ハンゲイト(Bs)、ジェフ・ポーカロ(Drs)、レニー・カストロ(Drs)、デヴィッド・ペイチ(Key)、スティーヴ・ポーカロ(Key)とTOTO隊が全面参加です。バックアップ・ボーカルもビル・チャンプリン、リチャード・ペイジ、トム・ケリーと夢の布陣です
そんな彼らのサウンドを堪能できるのがこの曲「ディア・サマー・タイム」です。
いきなりのジェフによるキックとルークによるイントロ!この音はTOTOでしょと疑いの余地もないほどの典型的なアレンジです。AORサウンドとかシティ・ポップだとか、お好きなように呼んでください。まさに時代の音ということですね。