★”Pointer Sisters / I’m So Excited” (1982)
【SONGS】1982 私のnoteでは1970〜80年代の思い出の曲を中心に紹介していますが、年代問わずに出会った魅力的な曲についてもノンジャンルで記事にしたいと思います。
USのR&Bコーラス・グループポインター・シスターズが1982年にリリースしたシングル「アイム・ソー・エクサイテッド」です。
ポインター・シスターズは幼いころからゴスペル・コーラス隊で活動していたジューンとボニー姉妹により1969年に結成されました。長女のルースと次女のアニターが加わりポインター・シスターズとして本格的な活動を始め、1973年にリリースされたシングル「イエス・ウィ・キャン・キャン」がヒットして有名になりました。1975年にはグラミー賞を受賞しています。
1977年にはボニーが脱退したものの活動は継続し、R&B系の王道をいくスタイルで人気でした。そんな彼女らが1982年にリリースしたアルバム『ソー・エキサイテッド』からのタイトル曲がこの曲です。
アルバム収録のシングル・バージョン(3:50)の他にも12”シングルとしロング・バージョンがありました。ダンス・ナンバーらしいテンポの良さはそのままに、グイグイと煽るままに「えい!」と終わらせるアレンジは何度聞いても格好良いです。ここではそのExtended Versionを紹介しておきます。
タイトなドラムは誰が聴いてもルーファスのジョン・ロビンソン(笑)。印象的なシンセ・アンサンブルはグレッグ・フィリングゲインズです。途中のピアノソロはモータウン御用達のキーボーディストジョン・バーンズ。彼は70年代からスタジオ・ミュージシャンとして活動し、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、タイアナ・ロスなど錚々たるミュージャン達のセッションに参加する実力派です。
現在のシスターズですが、オリジナル・メンバーのジューンとアニタは他界してしまいましたが、解散はしていないようですね。
個人的にはこのエキサイトなナンバーは今聞いても身体を揺さぶられます。