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”自己肯定感”が自分の幸せと相手の幸せにもたらすもの

「自己肯定感」とは?

大抵の場合”自己肯定感”は良いものとして捉えられる。
「自己肯定感が低い人は幸せになれない」とかよく聞く言葉である。
(こういう時でも「自己肯定感が高いと幸せになれる」と最初に思いつかないところが、私の土台にはネガティブ思考がある証)

でも、自己肯定感が高い人の中には、自分が悪いと思わない、反省しない、慎重さにかけている 等、自分は幸せかもしれないが、周りに迷惑をかけている人もいる。

自己肯定感が高いと確かに幸せかもしれない。周りのこと気にせずに、自分が絶対、私凄い、私ステキ!と思っている時はそれは幸せであろう。
でもその自己肯定感のおかげで周りの人は幸せじゃないかもしれない。

そう思うと、確かに「自己肯定感が高いと幸せになれる」は間違っていない。
でも、他者が幸せかどうかはその言葉には考慮されていない。

自分は自己肯定感が低く、いつも「自分が間違っていたのではないか」「あんな風にして相手は嫌な風に思っていないか」「私なんて所詮…」と自分の行動や言動を後悔したり否定することがほぼほぼであった。

でも、そういう後悔や否定をするから、次の時に相手を傷つけないようにとか、相手のことを思いやって行動できるわけであるから、相手のためにはなっている。

自分の自己肯定感の低さは、相手の幸せのためになっている

そう思うと、自己肯定感が低いことは一概に悪いとは言えないのではないか。気遣いができたり、優しいから、結果的に自己肯定感が低いのではないか。

確かに気ばっかり遣ってて、相手にばっかり優しくして挙句自分に優しくなく、自分が幸せではない、ということに陥ってしまうことはままある。
でも自分ばっかり幸せで、相手が幸せじゃないのも違うと思う。
だから、必ずしも自己肯定感が高いということが良いことではないんじゃないか。

“自己肯定感がほどほどにある”
が自分も相手も幸せになれる塩梅なのではないか。


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