私の生活を背負わせすぎていたスマホ その2
つづき
その後新しいスマホを買いに行く。
auショップの場所も、いつも頼っているGoogleMapが使えないため、以前行った記憶を元になんとか辿り着く。昔は道を覚えたり、手書きの地図を書いたりしていたよね。
店頭でそれほど高くないスマホをいくつか見繕って、あとは定員さんと相談しながら機種を決定。
ネットがなかった時代の買い物ってこうやってたんだよなぁ。今は事前に調べて買うから本当に便利な世の中になったと同時に、得られる情報が多い分、迷い易い世の中になったんだろうな、と感じる。
機種変更の手続きをしてくださったスタッフの方がとても丁寧で親切で、やっぱり人を介するサービスって大事だし、ありがたいなと感じる。
最近はどこもAIチャットボットを導入しているが、これは言葉使いこそ丁寧ではあるけれど、話が伝わらない、噛み合わないことが多くて本当にイライラする。
そして、そういう仕組を導入しているところは、人間のオペレーターへの電話がなかなか繋がらない。カスタマーサポートはまだまだ人間にやってほしい仕事だと思う。
なんだかキャンペーンが色々適用されて、だいぶお得に新しいスマホを買えた。スタッフのお兄さんが、可能性のあるもの全部調べてくれて、本当にありがたかった。
世の中、自分で調べたり申告しないと、適用されるサービスを適用してくれない商売(「クーポンありませんか?」とか「ポイント有効期限もうすぐですけど使いますか?」とか言ってくれないお店のこと)もあったりする中で、本当に親切だった。
こういう対応をしてくれるところは、多少他のお店より値段が高くても、そこのお店で買いたいと思わせてくれる。その温かい接客分にお金払っていると思えば納得の出費と思える。
新しいスマホを購入したら、まだアプリの設定とか何もしていないので、なにか調べたり、メールやLINEがつながっていない状況に変わりはないのだが、心が落ち着いた。孤独感から開放された。
先行きが見通せる状況か否かでこんなにも気持ちが変わるものなのか。
気持ちが落ち着いたところで、せっかくのこの機会に生活の中でのスマホの立ち位置をしっかり考えようと、カフェに入ってお昼ごはんを食べながら考えを巡らせた。
スマホのみに依存しない生活のテーマは「デジタルとアナログの共存」「リスク分散」「平易な運用管理」
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つづく