![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154267674/rectangle_large_type_2_55588e42c6bf7e1707c8b95470ad5242.jpeg?width=1200)
質の高い情報は「人」が持っている
小さい自治体だと持っている仕事の範囲が広いので、行政的ではない様々な分野の人に会うことが多いです。務める前は「役所の仕事は視野が狭くなりそうな気がする。。。」という勝手なイメージを抱いていましたが、少なくとも小さい役所はだいぶ状況が異なると思います。
そんな役所で勤務して10年、情報の取得の仕方がちょっと変わったと感じています。
検索は元々よく使うし、AIも最近よく使いますが、質の高い情報・最先端の情報はリアルの人からもらうことが多くなりました(しかも、不意に連絡をいただいたり、お会いした時の雑談の中で など)。
仕事を通じて、多種多様な分野の方と良いつながりを持たせてもらっています。人脈とかネットワークとか、意図と利害関係をプンプン感じる言葉ではなく「つながり」という言葉が一番ぴったりと感じています。
ちょっと前に応募した第23回の「聞き書き甲子園」もそんなつながりから。聞き書き甲子園の事務局の吉野奈保子さんから情報をいただきました。
聞き書き甲子園は、
高校生が、日本のさまざまな地域で暮らす
森・川・海の名人を訪ね、
一対一で「聞き書き」するプロジェクトです。
このプロジェクトがあることは知っていたけれども、要領を読むでもなく、ましてや応募しようと思ったこともなかったです。
民映研の映画上映会をやりたいという地元の方からの相談→一緒に上映企画を実施→数カ月に1回上映を継続→民映研の所員だった吉野奈保子さんが隣の市に住んでいて度々上映会に来て解説してくれる→ちょっとお知り合いになる→吉野さんが聞き書き甲子園の事務局→「聞き書き甲子園に応募しませんか?」と提案を受ける→吉野さんから直接話を聞く→面白そうだし、村で十分できる→やりましょう!
という偶然のつながりからの応募。
選出されれば、令和7年に「『新庄村内のその道の名人』のところに全国の高校生が訪ねて来る」という新たな動きが作れそうです。