Kosuke Kawamura@MIRARGO

株式会社MIRARGO ディレクター。1984年生まれ。大企業とスタートアップの新規事業づくりにおける活動記を配信し、大企業アセットを活用したスタートアップを盛り上げる活動を広めていけたらと思います。

Kosuke Kawamura@MIRARGO

株式会社MIRARGO ディレクター。1984年生まれ。大企業とスタートアップの新規事業づくりにおける活動記を配信し、大企業アセットを活用したスタートアップを盛り上げる活動を広めていけたらと思います。

最近の記事

意味のあるCVC投資とは?

意味のあるCVC投資は何か考えてみた。 好きな著書『ZERO to ONE』の有名な一説に 「賛成する人がほとんどいない、大切な真実は何か?」というのがある。 隠れた真実が独占企業を創り、企業を創る。 まさにこれがスタートアップ企業だ。 一方でスタートアップの対極にいるのが大企業である。 大企業はリスクマネジメントが主たる考えであるため 「隠れた真実」=「主流が認めてないこと」のアクションは起こしにくい 性質を持っている。 隠れた真実を恐れるのは、間違いたくないから

    • CVCに必要なエコシステムとは?

      ”シン”のオープンイノベーションへ向けて、CVC投資増加に伴う新しいスタートアップエコシステムの構築が重要だと思う。 これまでの10年間でインキュベーション、アクセラレーション、大企業とスタートアップのマッチング、PoCが進み、大企業によるCVC投資も大きく増加し、各社でそろそろ事業化の種や実績は無いのか?と、期待やプレッシャーが強まってきていると感じる。 一方で、スタートアップ投資サイドはグロース市場がある関係上、M&A意識よりもIPO意識が強い。 スタートアップの株主

      • そろそろ”プロ”のオープンイノベーションをはじめよう。

        大企業とスタートアップが事業連携するには 事業部側の優先度にハマるか、スタートアップ側に 大企業連携するだけのリソースの余裕があるか お互いのタイミングがあった場合に実現していることが多いと思う。 しかし、スタートアップは基本的には未来の売上を作りにいっているのに 対して、事業部は今の売上思考が強い。 よって、事業部とスタートアップでは見てる目線感が全く違う。 これが事業連携が進まないボトルネックであり 多くのCVC担当者が悩んでいる点はここにある。 一方で事業部側の上

        • 今のCVCに必要なことは?

          「経営」というワードをオープンイノベーション観点で議論してみたらCVCとして必要なことが見えてきた。 「経営」とは??以下となるが 事業目的の達成に向けて、継続的・計画的に意思決定を行い、事業を管理・遂行すること オープンイノベーション観点で考えると、大企業の経営の観点と、スタートアップの経営の観点は少し違った見方が必要だと思う。 大企業は既に出来上がった市場やニーズがはっきりとしているところでビジネスをしているため、バリューチェーンの見直しによるコスト削減で利益率改

          自己紹介と僕が新しいCVCの有り方を目指してMIRARGOにジョインした理由。

          はじめまして。MIRARGOディレクターの川村です。 IT系ベンチャー企業でサービス立上げ運用を行った後に、大手通信キャリアで9年間、アライアンス、インキュベーションプログラム、CVC、本体投資を活用した新規事業開発に取組み、新しいオープンイノベーションのインフラ構築を目指し、2024年2月から経営の力でスタートアップの成長を加速させているMIRARGO(https://mirargo.com/)にジョインしました。 MIRARGOを通じてチャレンジする取組みについて発信

          自己紹介と僕が新しいCVCの有り方を目指してMIRARGOにジョインした理由。