おすすめ!仏像の入門書 『イラストでわかる日本の仏さま』
先日、手元に置いてある本として仏像に関する本について書いたがもう一つ仏像に関するもので、何もわかっていない私向けの本がある。
イラストでわかる日本の仏さま
表紙には「仏さまのキャラクターがよくわかる」と書いてある。
『キャラクター』っていう表現がすでに現代風。
なんせ難しい説明がダメなのと、漢字が多いと、こういう読み方であってるのかな、というところから始まるので読み方にとらわれてしまってお寺のパンフレットだけではちっとも頭に入ってこない。
でもこの本は仏さまの服や持っている小物、姿形などの説明も現代風に説明されていて非常にとっつきやすい。
「ファッションに注目」とか、「ネックレス」や「アンクレット」などの表現が使われていて、あー、あれね、と想像しやすくなっている。
少し読んでからお寺へ行くと、アクセサリーをつけてるから菩薩さまかな、なんてこちらから問いかけながら見るようになってこれまでより数段楽しくなった。
小さいのでお寺に出かける時はたいていカバンに入れている。
そもそも私は四天王に踏まれている邪鬼が好きでどこに行けば会えるのか、とか、いったい何者なんだろうと思っていた。
そしてこの本のおかげで四天王に踏まれていることを知って、四天王を探せば会えることがわかったのが嬉しい。
踏まれたり荷物を持たされていたりして少しひどい目にあってる風だが顔がユニークでかわいい。
友人とお寺巡りをする時、
「四天王さんがいてはるねんて〜。」
と聞くと
「やった!ジャッキーに会える!」と喜んでいる。
何もわからず時々お寺巡りを楽しんでいます。本をめくりながらのんびり訪れています。入門者におすすめの本です。
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