がんばっているあなたと(私)へ
いろいろ、投稿する計画を企てていたのですが、ちょっとしたきっかけでまた、頓挫してしまった。(いつもの精神不安定に陥ってしまったのだ。だから私は急に刺激的な情報が流れてくるTVなどあまり観られない)困ったものだ。
この時、思い出すのは 茨木のり子さんの、この詩
駄目なことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
『自分の感受性くらい』より
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
『倚りかからず』より
もう一度、生まれ変わるなら、
精神安定した人を希む。希む…?
でも、些細なことを感じとる感覚と引き換えになるのかしら?だとしたら一体…
でもそうしたら、例えばダンスの宿題も、ピアノの練習も、今のムラだらけの練習ではなく、コンスタントに出来るようになるのかな?
なんて言っても、物心つく頃から私は私でしかなかった。今回はこの私でいいんだった、この私で自分のために、頑張るのだ。
何か、大切なことを忘れていないか?
思い出せない。
詩集を読みたいと思った。ありったけの詩集を
がんばれよ、私 そしてあなたも (完)
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