何者にもなれなかった"僕"たちへ
小学生の頃になりたかった
中学生の頃になりたかった
高校生の頃になりたかった
社会人になってからなりたかった
未だになりたかったものになれているのか
なろうとしているのか
自分でもよく分からない。
子どもの頃におぼろげながらなりたかった職業は
生活の環境や、経済的な理由
そして自分自身の性格故になることを辞めてしまったものもある。
でも今はある程度のスキルや条件が合えば、なれる職業や個人でもやっていけるものもあるように見受けられる。
チャンスが自分の足元や目の前、手の中にあるのは素晴らしいことだと思う
きっと誰かがそれを手にして活躍するのを目にすることだろう。
いつだってなりたかったものになっているのは僕ではなく、"誰か"だった。
羨ましく無いと言えば嘘になるが、「それはそれで見ていて面白い」という気持ちもあるのでそこまで悔しくもない気はする。
しかしながら、今のこの"僕"は一体
“いつ"の"何に"なりたかった"僕"なのだろうか。
過去の何者にもなれなかった僕たちなら知っているのであろうか。