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「『イヤだ』をでっかくして謝らせたい——『嫌ねだり』が赤いきつねCM騒動を燃やしてる」


さて、「赤いきつねCM騒動」って知ってるよね。東洋水産が2025年2月6日に公式Xで公開したあのアニメCMだ。たった33秒の映像で、女の子が「だしって…なんかホッとしないですか?」なんて言いながらうどんを食べてるだけ。それが「性的だ」「気持ち悪い」とネットで叩かれ、一部じゃ炎上扱いされてるやつだ。この騒ぎ、僕にはどうしても「嫌ねだり」にしか見えない。今回は、この現象を「交流通貨論」でしっかりと分析してみようと思う。少し長いけど、ついてきてくれると嬉しい。

「嫌ねだり」の正体をまず押さえておこう

「嫌ねだり」ってのは、僕が作った造語だ。意味はこうだ。個人が「これイヤだな」と感じたことを、「〇〇(例えば女性たち)がみんな嫌がってるのに!」と主語をでっかくして主張し、相手に「申し訳ない、配慮が足りなかった、意向に沿った形にします」みたいな謝罪と譲歩をねだるやり口のことだ。小さい子が「これ嫌い!」って泣きながら、実はお母さんに優しくされたい、なんとかしてほしいって期待してるのに似てる。このCM騒動で批判してる人たちの態度が、まさにこれなんだよ。

騒動の流れをざっと確認

では、事実を整理しよう。2025年2月6日、東洋水産が「赤いきつね」のウェブCMを公開。アニメの女の子がうどんを食べて「ホッとする」って言うだけのシンプルな内容だ。声優は市ノ瀬加那さん。露出もなければ過激な描写もない。それなのに、一部のネット民が「女の子の仕草が性的すぎる」「フェティシズムが不快」と騒ぎ出し、「女性たちが嫌がってるのに!」なんて声まで飛び交った。メディアが取り上げて賛否両論が加速し、東洋水産は沈黙を貫く中、関連企画会社が「誹謗中傷は見過ごせない」と声明を出す展開に。で、蓋を開けたら再生数が1億回を超えてる。いやはや、なんとも皮肉な状況だ。

交流通貨論で「嫌ねだり」を切り分ける

ここからが本題だ。この騒動を「交流通貨論」で見ていくと、「嫌ねだり」の裏に隠れた通貨のやり取りが浮かび上がってくる。人間関係は6つの通貨——現金、恋愛、親愛、信頼、快楽、社会——の交換で動くって理論だよ。それぞれ見てみよう。

快楽通貨: 「イヤだ」と叫びつつ快楽を欲してる?

まず、批判側が「性的だ!」と騒ぐのは、CMに「快楽通貨」の過剰発行を見てるからだ。「頬が染まるのが気持ち悪い」とか言うけど、実際の映像はうどん食べてホッとしてるだけ。じゃあなぜそんな反応になるか? 実は、彼らがその仕草に快楽を感じちゃってるからじゃないか。「イヤだ」と言いながら、「もっと刺激的な快楽をよこせ」とねだってる可能性があるんだ。快楽通貨って、他の通貨を増幅する触媒だから、微妙な表情でも過剰に反応しちゃうんだよ。

社会通貨: 「女性たちが嫌がってる」を盾に評価をねだる

次に注目すべきは「社会通貨」の動きだ。批判する人たちは、「女性たちが嫌がってるのに!」と主語を大きくして、「自分は正義の味方だ」「性的表現にNOと言う立派な人間だ」とアピールしてる。これは社会通貨を稼ぐ行為だよ。SNSで叩けば賛同者から「いいね」がもらえて、評価が上がる。でも、実際には「何が問題なの?」って疑問の声も多い。つまり、「嫌ねだり」で個人の不快感を「みんなの意見」に仕立てて、社会的承認をねだってるわけだ。

信頼通貨: 「誠実になれ」とねだる偽りの要求

さらに、「信頼通貨」の視点も見逃せない。「こんなCMを作る企業は信頼できない!」と批判してるけど、その裏には「ちゃんと謝罪して、誠実さを見せろよ」って期待があるんじゃないか。東洋水産が黙りを決め込んでるのは、逆に賢い選択かもしれない。信頼通貨を安易に発行せず、「嫌ねだり」に応じないことで、「この企業ブレないな」と信頼が逆に上がってる可能性すらある。批判側は「イヤだ」と言いながら、企業の譲歩をねだってるんだ。

恋愛・親愛通貨: 不在が騒ぎを増幅?

補足すると、このCMには「恋愛通貨」や「親愛通貨」がほとんど出てこない。うどん食べてるだけの映像に、ロマンスも深い愛着もないよ。なのに「性的だ」と感じるのは、恋愛通貨の不在に過敏に反応してるからかもしれない。性的なニュアンスを勝手に読み取って、「イヤだ」と拒否しつつ、「もっと感情的な何かをくれ」とねだってるように見える。

「嫌ねだり」の本質と企業の対応

ここまで分析してきて、「嫌ねだり」の本質って何かって考えると、やっぱり人間の欲求だよね。「イヤだ」と叫びながら、実は認められたい、配慮されたい、快楽や評価をもらいたいって気持ちが隠れてる。この騒動も、批判側が「女性たちが嫌がってる」と主語をでかくして騒ぐことで、東洋水産に謝罪や表現の変更をねだってる構図だ。でも、企業側はそれに屈せず、黙って再生数を稼いでる。したたかだよなあ。1億回超えってことは、多くの人が「別に問題ない」と感じてる証拠でもある。

最後に

結局、この赤いきつねCM騒動は、「嫌ねだり」の典型だよ。個人の「イヤだ」を「みんなの声」にすり替えて、快楽、社会的評価、信頼をねだる動きが透けて見える。交流通貨論で見れば、どの通貨をどれだけ欲しがってるかが一目瞭然だ。僕としては思うんだよね。うどん食べてるだけのCMに何をそんなに期待してるんだろうってさ。君たちはどう思う? 感想聞かせてくれると嬉しいよ。



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